重要なのは死者を出さぬこと。PCR検査の件数批判に意味はあるか

 

日本で、今、行われているのは、肺のCTスキャン検査やMRI検査で、コロナ感染を選別していくというものだといいます。画像診断でかなり正確にコロナ感染を選別できるようになっています。そして、コロナ肺炎が判明した患者の治療と救命に全力をつくすというものです。ですから、肺炎の症状がない軽症の人から、PCR検査をなかなかやってもらえないという不満が出ます。

私たちは、自分が感染しているかいないのか「白黒」を知りたがり、WHOや評論家や政治家は、感染者の「数」を知りたがる。そのためにPCR検査、PCR検査といいますが、今、重要なのは、死者を出さないことだと思います。

医療システムを崩壊させないための軽症者用の宿泊施設も整いつつありますので、これからは、PCR検査件数も増えるのではないかと思います。死者の数だけに注目しつつ、現場の専門家の方々の英知を信じて、余計な雑音に耳を貸さないで、できることをやっていきたいです。

そうすれば1カ月後必ずよい結果が出ると信じて。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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