他にもニーズが高まる仕事が挙げられていて、例えば、「オキュパンシー・プランナー」(Occupancy Planners)というものも。これは、オフィススペースの作業空間を最適に利用できるようデザイン設計や社員への指導などをする人なのだそうだ。
まだまだ基本はリモート・ワークだが、少人数の出社をする会社があるだろうし、仕事内容にとっては出社しないと仕事にならない場合、オフィスの内装を感染防止型にする必要があり、昨年より10%ニーズが上がったという。インテリアデザイナーも同様に需要増とのこと。この他、「パーソナル・ショッパー」、「危機管理カウンセラー」(Crisis Counselor)「ライフ・コーチ」(Life Coach)なども挙げている。
まぁ、今は100年に1度の感染症パンデミック。大きな変化は出ているわけなので、人によっては精神的にダメージを受けているという人もいらっしゃるでしょう。また、リモート・ワークで、子どもの勉強をみながら仕事は無理な状況で追い詰められ悩む方もいるかもしれません。あとは、とにかく辛い…などなど。
実際、ニューヨーク州は100日間以上続いたクオモ州知事の会見でしきりに、セラピーの問い合わせ番号があるので必要な人は無料なので気軽に相談するようにと訴えかけていたので、需要がかなりあったのだろう。
セラピーやライフコーチに近いが、指導する職業として、遠隔診療のスキルを持つ医師や医療スタッフ、学校の先生向けの遠隔教育を指導する人の需要もあるそうだ。病院の先生たちも学校の先生たちも手探りでリモート診療や授業を行なっていると思うが、これまでやったことなかったのだから慣れていない。そういう人向けの再トレーニングとして指導者ニーズがあるという。
ニュースで取り上げられていたのは以上だが、リモート・ワークの効率良い作業の進め方を指導するアドバイザーとか遠隔での人材管理のスキルなども必要だろうし、想像以上に新たな職業のチャンスはあるのかもしれない。
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