先日、韓国の植物園で、日本の安倍晋三首相をモデルにした男性が慰安婦像に土下座をしている銅像が設置されたとして、日本でも韓国でも大きなニュースとなりました。韓国本土でも賛否が分かれているという「土下座」像問題ですが、なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんはメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、韓国のみならず、中国でも「相手国を貶める銅像」を作ったという過去の事例を紹介し、こうした両国の「文化」に疑問を呈しています。
※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2020年7月29日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。
【韓国・中国】銅像で相手を貶める文化
● 韓国 植物園 少女像前に男性像「安倍首相を象徴」とメディアに
韓国の植物園で、安倍晋三首相をモチーフにした男性が慰安婦に土
この像は、韓国北東部の江原道平昌にある「韓国自生植物園」とい
日本政府は、菅官房長官が、「そのようなことは国際儀礼上、許さ
韓国政府は、この像に対して詳しいコメントは出さず、「一般的に
ただし、この植物園は6月にリニューアルしたばかりで、話題作り
● 慰安婦へ安倍首相「土下座」像のトンデモ 過疎施設の「客寄せ」?韓国内でも批判が…
しかし、あまりに反響が大きかったためか、日本メディアの取材に
日本メディアも、いちいち取り上げて大騒ぎすると、かえってつけ
こういった、謝罪の銅像をつくるというのは、中国も同じです。中
それどころか中国では、約900年前の南宋時代、北方の金と和平
● 日本人が見ると「中国人、根に持ちすぎ」と驚嘆する、中国の観光スポットとは?=中国メディア