石田純一「悪人検証③」安全保障関連法案に抗議してバッシング
2015年9月、国会議事堂前で行われた安全保障関連法案への抗議集会に参加した石田。降りしきる雨の中、マイクを握り「戦争は文化ではありません。誇るべき平和を戦後100年に続けていこう」など、自身のかつての発言『不倫は文化』にかけて訴えた。
当時は現在のように芸能人がSNSで政治的発言をするような風潮がなかったため、石田のこの政治的発言はワイドショーなどで大きく報じられた。
その後、石田は「いろんなところでお叱りを受けます」と告白し、自身の芸能活動に影響があったことを明らかにしている。
石田純一「悪人検証④」都知事選出馬表明でバッシング
お叱りを受けたと言っていたにもかかわらず、またやらかしてしまうのが石田純一の真骨頂。政治的発言で終わらず、今度は何と都知事選に出馬すると言い出した。
2016年7月、舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選挙。石田は「野党統一候補なら、出馬したい」と逆オファー。何とも上から目線の出馬におわせだった。
しかし、民進党(当時)からあっさりと断られ、わずか4日で出馬を取りやめてしまう。石田は会見で「正式に断念します。いろいろとお騒がせしました」と陳謝したものの、出演番組やCMなどの差し替えによる損害賠償が数千万円単位で発生したと、後に本人が語っている。
悪人ではない。純粋がゆえの行き過ぎた行動
こうして見ていくと、なかなかのお騒がせ男だ。芸能界でも屈指のトラブルメーカーと言って過言ではない。しかし、どれも決して悪気があった~というわけではなさそうだ。
そこにあるのは、純一という名前からもわかる通り、“純粋な気持ち”。そう、純粋がゆえに、ピュアなハートだからこそ取ってしまう、行き過ぎた行動だったのかもしれない(ちなみに本名は石田太郎)。
そうでなければ、なかなか3回も結婚はしない。おそらく「好き」と思ったら突き進んでしまうのだろう。女性に対しても、その名の通り純粋なのである(繰り返すが本名は太郎)。
そんな石田の純粋っぷりを表すエピソードがある。
芸能界でも随一のイタリア好きとして知られる石田。洋服はイタリアのブランドもの、車はフェラーリ、好物はピッツァとまさに石田イタリア~ノ純一なのだ。
そんな石田はかつて、占い師から「あなたはイタリア人の生まれ変わり」と診断され、おおいに喜んだといい、自分の前世はイタリア人だと信じ込んでいる。66歳の男が無邪気に信じているのだ。それだけ石田純一は純粋な人間だといえるだろう。