「生徒は喜んでいた」体罰教師のふざけた言い訳、悪いのは子供なのか?

 

アイドルが実体験から語るいじめとは

7月2日の読売新聞に、『生駒里奈さん、いじめの記憶と感情消した過去 乃木坂時代の中傷乗り越え…STOP自殺 #しんどい君へ』という記事がありました。小学校でのいじめ体験、そしてアイドルになって受けた誹謗、中傷。これだったら、無視されるほうが楽だとも思ったと書いています。

「でも、傷つかなくなりました。私には親やスタッフさん、支えて守ってくれる人がいる。心ない言葉が世間の全てではないと分かったからです」。続けて「つらい思いに向き合って乗り越えなきゃ、と真面目に考える子ほど、死を考えるほど追い詰められているのかもしれません。でもだからこそ、逃げてほしい」。

最後には、「大人になれば10代の頃のつらかったことも『悩むほどじゃなかったな』と思える日が、きっと来るはずです」と締めくくっています。

夏休みの夜の1日、お子さんにこんなお話をしてあげるのも良いのではないかと思います。夏休みの終わりを前にして、お子さんの様子や学校に不安を覚えたり、気になることがありましたら、ご遠慮無くご相談いただければ幸いです。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

image by: Tatsanawadee / Shutterstock.com

いじめから子供を守ろう!ネットワークこの著者の記事一覧

「いじめ」と学校の「いじめ隠ぺい」から、子供たちを救うための、父母によるネットワークです。いじめの実態やいじめ発見法、いじめ撃退法、学校との交渉法、いじめ相談などを掲載します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 いじめから子供を守ろう!ネットワーク 』

【著者】 いじめから子供を守ろう!ネットワーク 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • 「生徒は喜んでいた」体罰教師のふざけた言い訳、悪いのは子供なのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け