子供のいじめ問題は「お金」で解決できる。損害賠償の話をしよう

 

現代は、腕力ではなく、頭の時代

人生を慰謝料で棒に振る人は、少なからずいます。子供には刑事責任はありません。

しかし、子供が他人の子を傷つけたら、民事の損害賠償請求に応じるのは子の親です。子供が成人したら、親が払っていた損害賠償金の続きは、子供に働いて払ってもらうしかありません。大学などへの進学は絶望的です。損害賠償債務は、相続放棄をしない限り、代々続きます。たった1つのいじめが、子供とその家族の人生を狂わせるかもしれないのです。

だから、いじめをしてはいけないのです。私みたいな親もいるので、とんでもないことになります。逆に、あなたの子が、気が小さくて、いじめられる側だったら、どのように教えますか?

「いじめられたら、損害賠償請求するからすぐに報告しなさい」

このように教えると、子供は勇気を持つかもしれません。ただ耐えるのではなく、いじめられるのを堂々と待ち受けられるようになるかもしれません。録音をする知恵も教えてあげましょう。

現代は、腕力ではなく、頭の時代です。堂々としている人は、体は小さくてもいじめられません。先生方には申し訳ないですが、いじめを学校の先生に報告しても、解決してくれるとは限りません。

「いじめはいかん」

みたいなことを言っても、いじめはなくなりません。大人の世界にもいじめはあります。

「いじめで訴えられるとお金がかかる」
「いじめられたら、その場は耐えて損害賠償で倍返し」

お金の学びで、いじめられっ子が勇気を持てたら幸いです。

私は子供に、

「もしいじめられたら、いじめた人からお金取るから言ってね」
「頭にきても絶対人を殴ってはダメだ。その場は我慢しなさい」

と教えています。

もちろん、弱いものいじめはいかん、といった人間として当たり前のことは子供はしっかり学んでいます。いじめとお金を関連付けたお話は学校ではしてくれないでしょう。ご家庭でするしかありません。

 

遠藤 功二氏 プロフィール

日本FP協会認定CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、MBA(経営学修士)。大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。証券会社と外資系銀行で延べ1000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。

image by: shutterstock.com

この著者の記事一覧

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 億の近道 』

【著者】 【発行周期】 週3~4回

print
いま読まれてます

  • 子供のいじめ問題は「お金」で解決できる。損害賠償の話をしよう
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け