半沢直樹が猛批判した政治家の元ネタは?最終回の名ゼリフに意見二分

2020.09.28
by tututu
 

半沢は安倍さんではなく野党を批判している…?

最終回で飛び出した、半沢直樹の名言「記憶にないですむのは国会答弁だけの話」は、これまで見てきた通り、明らかに安倍政権を批判しているように思える。しかし、その一方で、あれは決して安倍批判ではないという意見もあるようだ。

たとえば、帝国航空の再建話=JALの再生】、【白井大臣=蓮舫氏】、【箕部幹事長=小沢一郎氏+故仙谷由人氏】をモデルとした民主党政権時代の話と推測されていることから、国民無視の腐敗した政治、私利私欲しか考えない議員たちの政治の私物化など、民主党政権になぞらえ、ドラマを見ていたようだ。

こういった考えを披瀝する人たちは、ふしぎと「ごく普通の日本人」を自称する人が多く、自らの政治的なスタンスは「保守」であるとの自負を持っているようだ。だが、ツイート履歴を見てみると、真性保守というよりは、単に韓国人や中国人に敵意を向けるだけのような差別的な発言も目立つ。

彼らはドラマの放映期間中、白井大臣=蓮舫説で散々蓮舫氏を叩いて盛り上がっていたが、それにも変化が見られる。白井大臣が最終回で正義に目覚めてしまい、いわゆる有能キャラに変わってしまったため、白井大臣=三原じゅん子説に乗り換えたようだ。

しかし、ここ数年の国会を見ているかぎり、半沢の「記憶にないですむのは国会答弁だけ」というセリフは、安倍政権を意識したものである可能性は高いと思われる。

自分たちの都合の良いように、記憶をなくしたり、コロコロと意見を変えてきた安倍政権。「あれは決して安倍批判ではない」という人は、政治家と同様に記憶がなくなってしまったのかもしれない。

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image by : MAG2NEWS

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