そのことを理解しているかどうかを確認する質問が、
● この業務って要するに何をしているわけ?
なんです。これに一行で、適確に答えられなければ、あなたはまだ自分の業務をパターン認識していないということです。そしてそのスコープ(範囲)はいくらでも拡大、縮小が可能で、最も大きなスコープでいえば、全ての民間企業は、
● これは利益を出すためにやっているのです とか
● 顧客を喜ばせるためにやっているのです
という答えに落ち着くはずです。
でもさすがにこの範囲で見続けていると、具体的に今日は何をしたら良いのか分からなくなりますよね。だから都度、パターン化する範囲を調節して、いくつかのレンジに於ける最適解を持っておくんです。
つまり、先ほどの問いに対する答えは、範囲の大きさによって可変するということです。ここがビジネスの面白いところで、答えはひとつじゃない理由になるんです。
この思考は若手から中堅に差し掛かる頃に理解すべき内容なので、該当する人は考えてみてください。
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2