心理学のプロが指南。部下を成長させ愛される上司の思考パターンとは

 

なによりも大切なことは、

・事象に対して反射的に反応するのか、それとも役立つ質問を考えようとするのかは、私たちが自由にいつでも選択できる

ということを、しっかりと認識することです。

たとえば、誰かと視線が合った瞬間、「私のことをバカにしているのではないか?」「私のことを見下しているのではないか?」「私に何か変なところがあるのではないか?」と反射的に反応することもできます。でも、こうした反応の先に明るい未来は待っていなさそうですよね?

反射的に反応したものはしょうがありませんが、たとえ反応してしまったとしても、「ちょっと待てよ。私のことをバカにしているという証拠でもあるのだろうか?」「ちょっと待てよ。私が相手のことを意味もなくみたように、たまたま相手も意味なく私のことをみて視線が合っただけなのではないだろうか?」と、反射的に反応したことにストップをかけて、自分に役立つ別な質問で上書きするこだってできます。

何を質問するかは、私たちが自由に選択できるのです。であれば、自分に役立つ質問をあらかじめいくつも考えストックしておいて、いざ反射的にネガティブ反応してしまった際には、「ちょっと待てよ!」とストックしておいた中から、いい質問で上書きしちゃえばいいのです。

ちなみに、以前の僕は、こういう練習をしょっちゅうしてました。慣れるまでは反射的にネガティブ反応してばかりでしたが、繰り返し練習すると、自然に「この場面ではどんな質問が一番役立つだろうか?」と体が勝手に反応するようになりました。習慣の力って本当に便利ですね。

ってことで、しつこいようですが、事象に対して反射的に反応するのか、それとも役立つ質問を考えようとするのかは、私たちが自由にいつでも選択できます。ぜひ、豊かで幸せになれるようないい質問を自分に問いかける習慣を身につけていきましょうね~。

image by: Shutterstock.com

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東北NO1ビジネス心理学講師 仙台のメンタルトレーナー吉田こうじと申します。 きっとあなたと出会うべくして出会ったのだと思います。 このメルマガでは『自信をはぐくみ、もっと幸せな自分のなり方』を、ゆる~い感じでお届けしています。 いまこの瞬間の「小さな選択」「小さなきっかけ」が、あなたの未来を大きく変えます。 一緒に未来予想図を変えてみませんか? 

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【著者】 吉田こうじ(メンタルトレーナー) 【発行周期】 隔日、随時号外

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