高知小2水難事故、南国市教育委が遺族に姑息な対応。隠蔽許さず真相究明を

dt20201012
 

以前掲載の「高知小2水難事故に『事件性』示す新事実。捜査を妨害する者の正体とは」等の記事でもお伝えしてきたとおり、余りにも不可解で謎の多い、高知県南国市で起きた男子小学生水難事故。遺族サイドに立ち真相究明に奔走する、現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは自身のメルマガ『伝説の探偵』で今回、これまでも非協力的かつ何かを隠したいとしか思えぬ動きばかりを見せてきた南国市教育委員会の、さらなる呆れた行状を白日の下に晒しています。

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高知県小学生水難事故、なぜ第三者委員会の解散を申し入れ?

高知県小学生水難事故について動きがあった。10月5日、交代したご遺族代理人(弁護士)が高知県内で記者会見を行い、南国市教育委員会が設置した第三者委員会の解散を求めたのだ。

解散を求めた理由は大きく3つの理由であった。

恣意的に設置された第三者委員会

まず、ご遺族がいじめの疑いがあるとして、第三者委員会の設置を求めたのは令和元年11月のことであった。

この際の報道では、「不確かな情報があるため、南国市教育委員会は第三者委員会を設置することを決めた」とされた。

<当時の報道では「不確かな情報があるから第三者委員会を設置」とされていた。>

<当時の報道では「不確かな情報があるから第三者委員会を設置」とされていた。>

これについて、ご遺族は反発し、すぐの訂正を求めたが、南国市教育委員会はそんなことは発言していないと訂正も撤回もしなかったが、要望書回答書面には、明確に「不確かな情報があり」と書かれていた。

<教育長からの返答書面の一部>

<教育長からの返答書面の一部>

このような法律によって第三者委員会を設置という第一義が示されず、恣意的に第三者委員会の設置を決めた経緯などが問題となっていた。

また、ご遺族が要望していたのは、「他県の専門家による委員選定」を代表に適時要望が提示されることになったが、その回答は新型コロナウイルス感染症の問題もその期間内に発生するなどして時間が掛かっていた。

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