「ミス東大」運営がセクハラ認め謝罪。歪んだミスコンの呆れた釈明とは

2020.10.22
by tututu
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11月に行われるミスコンをめぐって騒動となっている『ミス東大コンテスト2020』。ファイナリストに選ばれている1年生の女子学生がセクハラ被害を訴え、大学側が関係者に事情聴取を行うことがわかった。

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出場者の1人がインスタライブやツイッターで運営側からセクハラやパワハラを受けたことを告発。その詳細が明るみになったことで騒動へと発展した。

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被害を訴えたミス東大ファイナリストの神谷明采さんは、「内部でファイナリストお披露目会というものがあるのですが、そこで広研の方に皆の前で、生々しい性的な質問を複数されるなど、不快なセクハラがありました」とツイート。

これを受けて、ミスコンの運営者である東京大学広告研究会は17日、「今年度のファイナリストを広告研究会内で披露する場にて、会員による、候補者が不快に思われるような質問があったことを確認致しました」とツイッターで声明を発表し、セクハラがあったことを認めて謝罪した。

続けて、「不適切な質問をした会員に対しては、謹慎処分を行うと共に、再発防止に努めさせていただきます」とコメントした。

大学側は事実確認をし、早急に関係者への聞き取り調査などを行うとしている。

ミスコン運営者と出場者という力関係を利用して行われたセクハラ行為。女子学生はこのような屈辱を受けるためにミスコン出場を決めたわけではない。ミスコンの存在そのものに疑問を投げかける、取り返しのつかない騒動となってしまったようだ。

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