「ミス東大」候補者がセクハラ告発。性欲と金にまみれたミスコンの闇とは

2020.10.16
by tututu
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天下の東京大学が「ミスコン」を舞台に騒ぎを起こしている。「ミス東大コンテスト2020」の候補者がセクハラやパワハラを告発。さらに、金銭面での運営側の不手際などもめぐり、大揉めになっているのだ。一体何が起きているのだろうか?

セクハラとパワハラで乱れる東大ミスコン

「ミス東大コンテスト2020」を主催しているのは、東京大学広告研究会。全国展開する女性向けの医療脱毛専門クリニックがスポンサーにつき、大学の枠を越え、大きなイベントとなっている。

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そんなミスコンの実態を実名で打ち明けたのは、エントリーNo.1の神谷明采さん(教養学部文科2類1年)。神谷さんは15日にインスタライブを配信。涙ながらに言葉を詰まらせながら、30分以上に渡ってセクハラやパワハラ、運営側の不誠実さを訴え、ミスコンを“課金ゲーム”にさせつつある金銭面の不透明さについて赤裸々に語った。

さらに翌16日にはツイッターでも運営側を批判。事の詳細を投稿している。整理して見ていこう。

告発①「性的な質問を浴びせるセクハラ発言」

ミスコンのファイナリストに選ばれているのは5名。もちろんいずれも東大女子だ。内部向けのお披露目会でセクハラ発言があったという。

生々しい性的な質問の詳細には触れられていないが、神谷さんに対して、いやらしい言葉を並べて答えづらい質問をしてきたのだろう。

内部向けのお披露目会ということは、運営側を対象としたもの。審査や選考などは何も関係がない。ただ神谷さんから性的な言葉を引き出して、自分たちが楽しみたかっただけに違いない。

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運営側もほとんどが東大生かと思われるが、立場の相違を理由にセクハラをするとは、「エロジジイか!」とツッコミたくなる。

告発②「不透明な金と投票券」

11月15日に行われるミス東大コンテストの会場として、運営側が用意したのは、東京・有楽町にある『ヒューリックホール東京』。舞台演劇やコンサートが行うことができる、900名収容の大きなホール。大学生がイベントを行う場所としてはかなりの規模だろう。

運営側は費用を補填するために、250万円を目標としたクラウドファンディングを決行。お金を払った人は投票券付きパンフレットをもらえるという。

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神谷さんによると、公平性を期すために、当初は投票券の買い占めができないと説明されていたが、クラウドファンディングが目標額に大きく届かないとわかると、投票券の枚数制限を撤廃。買い占め可能な課金ゲームのようなものとなり、公平性が保たれなくなったという。

極端な話だが、どこかのお金持ちを連れてきて買い占めてしまえば、「ミス東大」という名誉と称号が手に入ることになる。いわば金でミス東大を買うことができてしまうのだ。この茶番によって利益を得るのはいったい誰なのか?

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