「習近平を逮捕せよ」アメリカが描く対中国最終シナリオの仰天中身

shutterstock_677148850
 

南国フィジーで中国人大使館員が台湾人スタッフに暴行を加えるというにわかに信じがたい事件が発生し、欧米諸国が中国に対して批判的な論調で伝えています。こと台湾に関しては強気一辺倒な中国ですが、習近平政権の「戦狼外交」と呼ばれる外交姿勢を強く非難するのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、「戦狼外交」は必ず自滅するとしてその理由を記すとともに、アメリカが描く究極にして仰天の「対中シナリオ」を紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2020年10月21日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【台湾】中国の「戦狼外交」は必ず自滅する

台湾「強烈な抗議」 中国大使館員が台湾スタッフ暴行 中国側は事実否定

南太平洋の小さい島国フィジーで事件が起こりました。詳細は、以下、報道を一部引用します。

南太平洋の島国フィジーで8日、台湾の出先機関が主催した双十節(建国記念日)の祝賀イベントで、中国大使館員2人が強引に会場に入ろうとし、阻止しようとした台湾側のスタッフに暴行を加えた。1人が頭部を負傷した。中国大使館員はイベントの出席者を撮影することが目的だった。

台湾「強烈な抗議」 中国大使館員が台湾スタッフ暴行 中国側は事実否定

さらに、このような報道もありました。

中国外務省は19日の会見で、自国の大使館職員らは、台湾旗が描かれたケーキなど、宴会の詳細を知っていたと発表。外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は記者団に対し、「偽の国旗が会場に公然と飾られ、ケーキにもこの偽の国旗があしらわれていた」と指摘した。

台中外交官らがフィジーで乱闘、菓子の飾りの台湾旗が火に油?

事件の会場となったのは、フィジーの首都サバにあるグランドパシフィックホテルで開催された国慶節祝賀レセプション。主催者は、駐フィジー台北商務弁事処(大使館に相当)でした。招待客は100名ほどで、会場では国慶節を祝うためケーキも用意されていました。

報道によれば、その会場に招かれていない中国関係者2名が押しかけ、不躾に招待客の写真を撮り始めたそうです。そこで、台湾関係者が退場を求めると、中国関係者2名は暴力をふるって抵抗した、というのが事件のおおまかな流れのようです。

print
いま読まれてます

  • 「習近平を逮捕せよ」アメリカが描く対中国最終シナリオの仰天中身
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け