女性のカラダを狙う「精子提供者」の闇。SNSで誘い性行為 卑劣な手口とは

2020.11.10
by tututu
 

精子提供トラブル②ウソだらけの学歴と経歴

個人間で精子提供のやりとりをするということは、誰かが何かを保証してくれるわけではなく、自己責任で全て行うということ。相手の男性の情報は本人から聞き出すしかない。

しかし、デリケートな問題だけに、あまり詳細なプロフィールを知ることはできない。証明できるものを提示してもらったとしても、それが本物かどうか確認することは極めて難しい。男性側の話をどこまで信用できるか見極められるかも重要だ。

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それゆえ、トラブルに発展することも多いのだ。

「身長や顔は会えばわかりますが、学歴や経歴はいくらでも嘘をつけます。早慶などの有名大学を卒業したと言っても、卒業証書を見せてくれとまではあまり言われないでしょう。言われたとしても、実家にあると嘘もつけますしね。経歴だってあまり大きなことを言わなければ、女性からもそんなに不信がられない。しかも、長く関係を持つわけではないので、バレずに過ごすことは容易でしょうね」(前出・ルポライター)

これはアメリカの事例だが、高学歴で世界的有名企業に勤めているはずの男性が、実は重大犯罪者だったという笑えない話もある。

嘘だらけの学歴や経歴で近寄ってきた男性の目的は、前述のような女性の体だったり、精子を提供することによる報酬だったりする。女性の弱みにつけ込んでくる結婚詐欺師のようなものだ。

精子提供トラブル③女性を脅して金品を要求

見ず知らずの男性から精子の提供を求めるということは、なかなかオープンにしづらい話。当事者である女性からすれば、なるべく他人には知られたくはない。それを逆手に取るろくでもない男がいるという。

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「はじめは女性に優しく接してきます。必要以上に気を使ったり、プレゼントを贈ったりするなど、とても精子取引をする男性とは思えません。しかし、女性とタイミング法で体の関係を持った途端に変貌します。要は、『精子提供を受けるためにセックスをした女って友達や会社の同僚にばらすよ』と脅しをかけてくるんです」(前出・ルポライター)

もはや恐喝の犯罪だが、女性が弱みを握られてしまっているため、従わざるをえなくなる。そうすると、どんどん男性はつけ上がってきて、要求が高くなってくるのだ。

「この場合は女性にも少し問題があります。男性から優しくされたことで、自分の情報を教えすぎてしまうんです。電話番号、自宅住所、勤務先など、精子取引で個人情報は絶対に教えてはいけません。これは鉄則ですが、個人間のやり取りではどうしても甘くなってしまいます」(前出・ルポライター)

女性も当初はきちんとこの鉄則を理解しているはず。しかし、子どもが欲しいと思うあまり、注意力散漫になってしまうのかもしれない。そこを逃がさないのは、典型的なプロの詐欺師だ。

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