女性のカラダを狙う「精子提供者」の闇。SNSで誘い性行為 卑劣な手口とは

2020.11.10
by tututu
 

「精子提供」にまつわる危険性

近年個人間で増えつつある、第三者による精子提供。だが、これはひとつの生命を誕生させる行為であり、倫理的な問題をはらむ。また、専門化である医師の管理のもとに行われているわけではないため、さまざまな危険性が指摘されている。

まず考えられるのが「感染症」の問題。精子提供のマッチングサイトでは、事前に性病の検査が義務付けられているものもあるが、SNSでの個人間ではそこまでやらない。それゆえ、性病がうつってしまう可能性がある。

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また、無事に妊娠した時は、男性が持つ遺伝的な病気が子供に影響を及ぼすこともありそうだ。女性には関係がないものの、子どもは男性の血を引くことになる。そういう心配も考えなくてはならない。

他にも、男性が複数の女性に精子を提供している場合、そこら中に“男性の子ども”がいることになる。すなわち、知らない兄弟や姉妹が存在していることで、もしかしたらその子供たちが恋愛をし、“近親婚”をしてしまうかもしれない。
万に一つとはいえ、その可能性は否定できない。

ネットの反応

精子提供の話題をめぐっては、ネット上でもさまざまな声が聞こえてくる。

  • 「もう一人子ども欲しいけど妊娠しないから、精子提供もありかなって思ってる。でも旦那がそんなこと許してくれるかどうか」
  • 「精子提供なんて現実的じゃないと思ってたけど、検索したらたくさん出てきてビックリ」
  • 「子供だけ欲しいと言うアラフォー彼氏なしの友達がいる。収入もあるし精子提供受けたいけど、親とか周りがきっと理解してくれないんだろうなって言ってた」

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個人間でのやりとりが行われるようになり、以前よりは身近になった精子提供という道。しかし、多くの問題を抱える現実や、なかなか理解を得られない世間の反応などもあるようだ。

image by : shutterstock

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