一度耳についてしまうと四六時中気になってしまうのが生活音ですが、それは「聞かされる方」とて同じこと。過度な迷惑をかけないよう、対策を打つべきでなないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、生活音に対しては物理的な対策が必要としその具体的な方法を紹介するとともに、「人間関係」の大切さを説いています。
生活音
さて、本日は聞こえちゃうもののお話。
新型コロナで在宅時間が増えて気になるようになったのが
- 生活音
です。たとえば
- 足音
- 洗濯機の振動
- シャワーやトイレの水の流れる音
- モノを落としたとき
- ドアの開け閉め
- テレビの音
など。聞いた話では、ピアノのペダルの踏み込み音も響くんだそうです。いや~、ガサツな耳には無音に思えるわ~。
ワタクシ、うるさい…もとい、賑やかな環境で育ったものでどーも生活音に
- 寛容すぎる
ようです。自分の生活音も他人の生活音も、ほとんど気にならない。ドアの開け閉めとか階段の上り下りとか、え?そう?くらいな感じ。ガサツですねえ(*゚∀゚*) まあ、イナカですからね。他人の生活音なんてナイようなもんです。
しかし、都会はまた話が別ですね。特にマンションやアパートなど集合住宅では深刻です。しかも、現在主流のフローリングでは、反響しやすく大きな音になりがちだと言われています。
こうした生活音に対しては、
- 物理的な対策
をする必要があります。
床については
- カーペットやラグを敷く
- 耐震マットや防振ゴムなどを敷く
など。また、お子さんがいる場合には
- 走り回りにくいレイアウトにする
ことも効果があるでしょう。言ってもなかなか聞き分けてくれるとは限りませんからね。
壁や窓については
- カーテンを防音・厚手のものにする
- 防音パネルを設置する
- スピーカーをワイヤレスにして手元で聴く
などの対策があります。
一戸建てだと、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれませんがそれも場所によるでしょうね。イナカなら、子供が走り回ってグラスを落としたところで、なーーーんにも聞こえませんが、都会で隣家が近いと分からないですよね。
こうした物理的な対策はもちろんですが、生活音は個人によって
- 感じ方に違い
があるものです。私のようなガサツな人間には大した問題ではなくても、もっとずっと敏感な人にとっては生活の静けさを阻害する大問題になってしまいます。
そして、生活音が個人の感じ方に依る問題であるとするなら、物理的な問題ではなく、究極的には
- 人間関係の問題
なのではないでしょうか。いつも挨拶してくれて仲のいい隣人なら、下手っぴなピアノの音でも
- ああ、今日もピアノの練習を始めたのね♪
で済むんですよ、きっと。
生活音には、物理的な対策を。ついでに毎日挨拶していると、生活音も減るかもしれませんよ。
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