こういう感覚になっている販売員や会社をこれまで幾度となく見てきました。そんなことするわけないと思われる人もいるでしょうが、ほとんどの人はそんなもんなんです。
「うちと同じような店の事例を教えてください」と言う割に、どんなヒントを与えられても、「いやそれはうちではちょっと…」などと平気で言います。最初から自分の仕事にそのまま使える答えを求めるような人が本当に多いのです。その答えを持っているのは、その店で働く人でしかあり得ないのに、それすらもわからなくなっているのでしょう。
だから、どんな情報でも自分の仕事に置き換えて考えるという置き換え思考法を意識することが大事なんですね。
自分で考えられなくなった販売員は、今後はもう求められなくなる時代です。そうならないようにするためも、常に自分で考える頭を持ちたいものです。
今日の質問です。
- 自分の仕事とは全く違う業界の仕事の仕方を何か探してみましょう(アパレル業界ならば飲食業界の仕事の仕方など)
- その仕事の仕方を自分の仕事に置き換えて使うとしたら、どんな風に使えますか?
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