狂気の沙汰。GoToトラベル継続で感染拡大を放置する菅首相の罪と罰

 

フェーズ4での緊急事態宣言では

フェーズ4での緊急事態宣言の場合、外出の自粛などと自粛の強化をする必要になり、観光業、鉄道、航空、地方交通、飲食店、デパート、アパレルなど多くのリアル産業で働く多くの人たちが失業して、社会が荒んでいくことが想定できる。その前に防止策を打つべきである。政府が国民に旅行を奨励するのは、非常に危険であるし、危機時対応としてもおかしい。

先日、ある駅からJRの電車に乗ったが、駅でロッカーやエレベーターに唾を吐き、電車内でも至る所に唾を吐く人を見た。感染するのではないかと恐ろしかった。

その顔を見ると目が怒っている。コロナ感染で会社を辞めさせられたのかなと思った。

このような人がいると、電車も危ないと思うし、無関係な人たちに感染を広げることにもなる。このような人たちに対して、特別給付や生活保護、職業訓練を充実することである。それが感染防止につながる。

それと、このような人が増えると、社会が荒んでいくと同時に、犯罪も増えて、自殺者や感染拡大の死者だけではないことになる。

その結果、来年の総選挙でも自民党は大きく議席数を減らすことになる。死者数、凶悪な犯罪数などが増えて、社会混乱になることの当然の報いが待っているような気がする。

1月に予定していた衆議院選挙を秋に延期するとしたが、経済縮小に伴う社会的な混乱は、そう簡単には収まらない。そうならないためにも、コロナ感染拡大防止を先にやるべきなのである。

そして、菅首相のGoToトラベル推進を止められなかった自民党議員たちも覚悟する必要がある。相当、厳しい選挙になる。

それでも、世界的にみると、日本はコロナ対応がよく、コロナでの持続性は世界で2番目に良いという。1位はニュージーランドで2位が日本とのことである。

景気は、この冬最悪になるが、この日本より厳しい欧米も日本も株価は、最高値である。中央銀行の量的緩和と政府の財政出動によるパンデミック・バブルというようであるが、何か社会がおかしくなっていると感じる。

そして、一番大きい問題は、貧富の差がますます開くことだ。

さあ、どうなりますか?

image by: 首相官邸

津田慶治この著者の記事一覧

国際的、国内的な動向をリアリスト(現実主義)の観点から、予測したり、評論したりする。読者の疑問点にもお答えする。

有料メルマガ好評配信中

  メルマガを購読してみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 国際戦略コラム有料版 』

【著者】 津田慶治 【月額】 初月無料!月額660円(税込) 【発行周期】 毎月 第1〜4月曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 狂気の沙汰。GoToトラベル継続で感染拡大を放置する菅首相の罪と罰
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け