汚部屋の盲点。片付け下手がトロフィーや賞状を捨てられぬ不安心理とは

 

片付けに関する心の問題(?)のお話でしたね。

「そのうち使うかも」「まだ使えるかも」で本来不必要なものを溜め込んでしまって片付けられない。こういうタイプの方は、現在の生活に必要なものではなく、未来にモノが手に入らないかもしれないという

  • 不安にフォーカス

してしまっているのではないかというお話でした。

これとそっくりなことは過去に対しても起こるんです。

  • 写真
  • 思い出の品
  • 賞状やトロフィー

などが過剰にとっておいてある場合には

  • 過去の栄光や後悔ばかり

にフォーカスしているんではないかと思いますね。

あの、いずれも「過剰」な場合の話ですからね。いくつか持っている分には、全く問題ありませんよ。人生には思い出はつきものですし、それは人生の彩りですから。過剰な場合が問題なんですよ。部屋が片付かなくなってストレスが溜まるくらいの。

もちろん、こうした自分の心理的な部分に気がついて、ソコ自体を修正できることが一番良いのでしょう。ただ、自分の心のクセみたいなものは、自分ではなかなか気がつかないものです。当然ですが気がつかないものを直すのは

  • かーなり難しい

でしょう。しかし、その思考のクセが表れている

  • 行動なら直せる

んですよ。思考自体は直せなくても、その表れとしての行動は直せるんです。そして、行動と思考に相互関係があるなら、行動を直すと思考も徐々に影響を受けるはずなんです。

なので、まず

  • 試供品・オマケを捨てる

んですよ。そうすることで、あなたは未来への不安をひとつ手放すことができるんです(いや、トロフィーや写真でもいいんですが)。

なにをオオゲサなと思うでしょうか。オオゲサじゃないんですよ。未来への不安をオオゲサに捉えていたから、使うアテもない

  • プラのスプーンとか
  • 割り箸とか
  • お手拭きとか
  • どっかのクーポンとか

その他もろもろを家が片付かないとストレスを感じるほどに

  • 溜め込んでいた

んじゃないでしょうか?それなら、その行動を改めてみてはどうでしょうか。こんなことがきっかけで自分の心のクセに気がついて、なにか変われるかもしれませんよ。

片付けのキモは、現在にフォーカスすること。過剰すぎる過去や多すぎる未来が、現在の生活を圧迫しているんですよ。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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