余韻を残す?愛のホルモン「オキシトシン」を効果的に増やす方法

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幼い頃、痛むお腹に親から手を当ててもらっただけで楽になったという経験、お持ちの方も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』で日本マイブレス協会代表理事の倉橋竜哉さんが取り上げているのは、そんな「手当て」をより効果的に行う方法。倉橋さんが「一番のポイント」という手を離す時に意識すべき点は、「呼吸のプロ」ならではの納得感です。

余韻の残し方

首筋のこしょばさに弱い倉橋竜哉です^^;

「余韻を残すように手を離しましょう」という話をしていたのは、つい2時間ほど前のことでして、ここ数日、朝5時会で「手当て」について話をしております。

服の上から、あるいは地肌に手を当てることで相手を癒やしたり、痛みやストレスを緩和することができます。ころんで膝をすりむいた時など、「痛いの痛いの飛んでけー」と言いながら触れられた記憶がある方もいるでしょうし、タンスの角で足の小指をぶつけて、フーフー言いながら、自分でさすった経験がある方もいるでしょうし、緊張している時、心配事がある時に、友達や同僚に肩や背中に手を置いてもらって、すこし心がラクになった方もいるでしょうし、恋人や夫婦で肌を触れ合って、お互いの絆や愛情がより深まったという方もいるでしょう。

思いやりの気持ちを持って、やさしく手を触れるだけでも十分に効果がある「手当て」ですが、ちょっとポイントを意識すると、さらに効果的に行うことが出来ます。今朝の朝5時会では、その「触れ方」について話をしました。どうやって触れて、どのように置き続けて、そして、どうやって離すか…ですな。

まず触れ方ですが、指先からではなく、手の柔らかい部分、指の付け根あたりから触るとソフトになります。イヌやネコで言えば「肉球」に相当するところです。息を吐きながらゆっくり触れると、手がブレずに安定感のある触り方ができます。

置き続けるときのポイントは、まずやたらに撫でたりこすったりせずに、ただ「手を置く」だけにして、相手の変化を見つつ、可能であれば呼吸のリズムを合わせていきます。自分の手の暖かさが相手の肌に染み込むまでしばらくそのままにしておきましょう。

そして、ここが一番のポイントですが、手を離す時は、できるだけお互いに呼吸のリズムが合った状態にして、お互いに息を吐き終わって、吸い始める時に、ゆっくりと置いていた手を離しましょう。そうすると、相手の肌に手のぬくもりの余韻がじんわりと残ります。「吐息を相手に置いてくるような感覚」で、手を離すといいでしょう。

先日「オキシトシン」という愛のホルモンについて話をしましたが、それを増やすにも効果的です。

【関連】惚れ薬よりも効果的?愛のホルモン「オキシトシン」を増やす方法

親子やパートナーと試すもよし、自分のお腹に手を当ててみて試すもよしです。よかったら試してみてください。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「どうすれば余韻を残せますか?」

image by: Shutterstock.com

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