東京都の小池知事は、知事選での小池支持をいち早く表明していた親中派二階幹事長の要請をうけて、東京都の税金で積み上げてきた資産である防護服を中国に送っています。
『週刊文春』によれば、二階幹事長はアリババ創業者ジャック・マーの依頼を受けて小池都知事へ要請したのものだったということです。二階幹事長が名誉理事長をつとめる「日本医療国際化推進機構」を通じて中国へ贈られました。かねてより、尖閣列島への領海侵犯を執拗に繰り返す中国に対して、特に何の抗議することもなく…。
その後、3月に入り、当面の急場をしのぎ、中国国内に十分なマスクの備蓄を確認した中国共産党員であるジャック・マーがマスク100万枚を日本に送ると発表しました。
ちなみに、それに対して、我が国の森まさこ法務大臣は
「次に(ジャック・マーと)再会する時にしっかりと感謝を伝えたい。ありがとうジャック」
友人のジャック・マーが、日本に手を差し伸べてくれました。
素敵なメッセージと共に100万枚のマスクを送ると表明してくれました。是非記事を読んでみてください。
昨年12月にも東京で語り合う時間がありました。次再開する時にしっかりと感謝を伝えたい。ありがとうジャックhttps://t.co/n7gIm2Plvr— 森まさこ MORI Masako (@morimasakosangi) March 3, 2020
と無邪気にTweetしていましたね…。
そろそろ皆さんも当時の状況を思い出したこと思いますが、あの時のマスクの世界的・組織的な買い占めは、中国共産党の「統一戦線工作部」によって行われたものです。
コロナを世界にばらまいたのは、故意であるか否か?は不明ですが、少なくとも、中国共産党は、世界中から組織的にマスクを買い占め、あろうことか、そのマスクを世界に販売したり、もしくは無償支援するという、恐るべき、そして恥ずべき「マスク外交」を行ったのです。
貸しをつくったついでに「世界は中国共産党に感謝しなければならない」という、いかにも中国らしい傲慢なメッセージまで付け加えて。
中国共産党の「統一戦線工作部」は、いつでも常に、世界中の在外中国人を動員する力があります。
そして、日本国内にも、中国側の要請に無自覚に対応してしまう為政者が大勢います。
更に、日本の大多数の大手メディアは「日中記者協定」の手前なのかどうかは知りませんが、新華社通信が報じた中国の「公式発表」を無批判にそのまま垂れ流してしまい、(意図的なのか?無意識なのか?)結局、中国にとって都合の悪い情報が流れない…という状況になっていること。
日本人は、こららのことを肝に命じておかねばなりません。
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和田憲治 ON THE BOARD https://twitter.com/media_otb
和田憲治
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