クビやらせ疑惑②「本田翼のドラマ主演決定」
2006年に14歳でファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとしてデビューした本田。その後、モデルと並行して女優業にも進出していく。
2011年からテレビドラマや映画に出演し、少しずつ役どころを広げていくものの、なぜかヒロインどまり。主役を演じる機会がなかなか訪れなかった。
しかし、ここへ来て、単発ドラマではあるものの、主演を務めることが増えているのだ。
2020年は7月に秋元康原作の『リモートで殺される』、そして2021年1月には『アプリで恋する20の条件』が放送される。本田翼は明らかに女優業へシフトチェンジしたと言ってよい。
これから連続ドラマの主演を目指していくのであれば、スケジュールを確保しておく必要がある。ゴチになりますに時間を取られるわけにはいかなし、おまけに顔をパンパンに太らせてしまうこともできない。
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1年間という区切りのよいタイミングで、“わざと”クビになり、番組を卒業すれば誰にも迷惑をかけない。今回の結果は、将来を見据えた上での“確信犯”だったということになるだろう。
クビやらせ疑惑③「二階堂ふみが反面教師に」
本田には参考すべき前例があった。それはパート17と18にゴチレースにレギュラー出演していた、女優の二階堂ふみ(26)。
二階堂は参戦1年目をギリギリでクビから逃れると、そのまま2年目に突入。しかし、ドラマに映画にと活躍していく中でスケジュールを割くことが難しくなり、「女優業に専念したい」との理由で番組から自主的に卒業した。
発表の際、「中途半端な感じになってしまい、申し訳ありません」と涙ながらに頭を下げた二階堂。すでに売れっ子女優だった彼女が2年間にわたり出演したことで、「おつかれさま」「今までありがとう」など労いの声が上がるかと思いきや、そうはならなかった。
「勝手に卒業しちゃダメでしょ」「ルール無視かよ」「最初からこの仕事受けるなよ」などの批判が殺到。後味の悪い辞め方となってしまった。
本田にはこの二階堂のケースが頭にある。
ゴチになりますは1度参加してしまえば、1年間のレギュラー出演が約束されるありがたい仕事だが、裏を返せば、レースで最下位を取って“クビ”にならない限り、この番組から抜け出すことはできない。
これは女優にとって由々しき問題。作品ごとにステップアップを目指す人であれば、このゴチのルールが呪縛となり自らのキャリアの足を引っ張ってしまう。
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モデル出身の本田は女性を中心に一部男性からも支持されているものの、ファン層の幅は広くない。しかし、ゴチになりますに参加したことで、幅広い世代に顔を売ることができた。
本田側とすれば、元は取ったも同然で、1年間やればもう十分。次へ飛躍するためのステップとしては役割を終えたことになる。
ゴチになりますをそのように考えた時、辞めるタイミングとしては今回が絶好の機会。まさに、“クビ”になることを狙った「確信犯」であったことは間違いないだろう。