年齢を言い訳にする人に教えたいカーネル・サンダースの逆転人生

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新しいことを始めようとするも「歳」を理由に諦めてしまうというケース、よく耳にします。しかし、「何を始めるにしても、決して遅いことはない」と信じているというのは、現役弁護士の谷原誠さん。谷原さんは自身の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』で、自分に置き換え感情移入することにより「歳を言い訳にしない勇気」を与えてくれる4人の先達のエピソードを紹介しています。

もう歳だから、と言わない勇気

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

あなたは、今、何か始めたいと思っていることがありますか?でも、「もう歳だし」「もう遅すぎる」と思っていますか?私も50歳を超えています。そうなると、どうしても、そう思いがちになります。

しかし、そんな時、私はいつもカーネル・サンダースの話を思い出します。ケンタッキーフライドチキンの創業者です。

知っている人は多いでしょう。でも、「その話、知ってる」で済ませてしまっては、自分に何の恩恵ももたしません。批評家になるだけで終わり、自分が成長することはありません。

当時のカーネル・サンダースの置かれた状況に自分を置き換えて、感情移入することによってのみ、自分を奮い立たせることができます。

彼は、ガソリンスタンドの脇で小さなレストランを経営していました。その地で商売を始めて25年、店は一向に大きくなりません。このまま生涯を終えるかと思われました。

ところが、お店のある国道から少し離れた場所に、新しいハイウェイができました。その影響は大きく、レストランの客は激減し、資金繰りが破綻。店は競売になり、彼は全てを失いました。

その時の年齢は、60歳を超えていました。最悪の状況です。

「死ぬしかないか…」

この状況を具体的に、自分のこととしてイメージすることが大切です。

しかし、彼は諦めませんでした。彼は、レストラン経営で作り上げてきたフライドチキンのノウハウでフランチャイズビジネスを展開することを思いつきました。

断られ続けました。誰もが「うまくいかない」「売れるはずがない」と考えたからです。しかし、彼は、60歳を過ぎた身体で、車に寝泊まりして1,000軒を超える店舗を回ったといいます。その結果、フランチャイズ店舗が増え、瞬く間に世界で1万店を超えるまでになりました。

森ビルの森泰吉郎は、51歳で森ビルを設立して不動産投資を始めるまでは学者だったと言います。

すごい!

マクドナルドを始めたレイ・クロックは、52歳でマクドナルド兄弟とマクドナルドを始めるまでは、ミルクセーキマシンのセールスマンをしていました。

すごい!!

長岡三重子は80歳の時、膝のリハビリのため水泳を始め、その後国内外のマスターズ水泳大会に出場、世界記録を次々に樹立し100歳だった2015年には、女子1,500メートル自由形の100~104歳の部で世界で初めて泳ぎ切りました。

すごい!!!

【関連】91歳から猛烈に泳ぎ、95歳で世界記録。100歳スイマーを支えた言葉

何を始めるにしても、決して遅いことはないと信じます。今回のメルマガは、自分に宛てて書きました。

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今日は、ここまで。

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【著者】 谷原誠 【発行周期】 不定期

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