「飲んじゃダメ」は不正解。子供に酒との上手な付き合い方を教える方法

 

さらには、難易度を上げて「大学のサークルや、社会人になった時に、先輩や上司に無理に進められたらあなたはどうする?」という質問を投げかけても良いと思います。

大切なのは、飲んじゃダメ、吸っちゃダメという視点ではなく「あなただったら、どうする?どうしたい?」と、子どもに考えさせることです。自分で考えて出た答えじゃないと、いざという時に役に立ちません。こうした話し合いの中で、我々大人が子どもに伝えられる事は、自分の命も相手の命も大切にするということです。

大人になれば出来る事が増えるけどそれは、何をしても良いのではなく、共に楽しい時間を過ごすためのコミュニケーションの一つなんだという認識です。お酒も、上手に嗜むことができれば、コミュニケーションツールの一つになりますからね。まさしく「大人の付き合い」「大人の嗜み」となる訳です。

タガが外れた様にお酒を煽り、相手に強要し、迷惑を掛ける…そんな大人は、大人とは言えません。年齢だけが大人の稚拙な思考の持ち主です。

普段あまり話題にする事がないかも知れませんが、この機会に是非、お酒について子ども達どう伝えたら良いのかを考えていただけたらな、と思います。たばこについても、今回は深く触れませんでしたが是非、話題にしてみてくださいね(^-^)

今日の実践課題

  • 子どもがお酒と上手に付き合えるようになるためには、どのような知識が必要だと思いますか?実体験などを入れながら子どもに伝えたい事をまとめてみましょう
  • 子どもが実際にお酒を飲んでみたいと言ってきた場合に、あなたはどんな返答をしたいと思いますか?未成年だった場合と成人した場合で分けて考え、書き出してみましょう
  • 子どもがたばこを吸いたいと言った場合も、上記と同様に書き出してみましょう

お手元のノートで書き出してみてくださいね(^-^) 書き溜めたノートは世界に一つだけの教科書になっていきます♪

image by: Shutterstock.com

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