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田中みな実が芸能界から「干される」?古巣斬り捨てでTBS激怒、女優気取りの“あざとい”戦略が裏目に

バラエティ番組だけではなく、ドラマにも出演するなど大活躍を見せている、元TBSアナウンサーの田中みな実(34)。「あざとかわいい」女性としてすっかり売れっ子となった田中だが、ここのところその評判を落としている。出演していたレギュラー番組を降板するなど、女優路線へと本格シフトしたことが影響しているのだ。

2つのレギュラー番組降板で古巣を斬り捨て

田中はこの3月いっぱいで、局アナ時代から出演を続けていたTBS系バラエティ『ジョブチューン』と『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉』の2番組を降板することがわかっている。

『ジョブチューン』は2013年から、『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉』は2012年から続く、どちらも長寿番組。田中はお試しの単発番組であるパイロット版から出演していた。

田中は2014年にTBSを退社し、フリーアナウンサーに転身しているが、その際に「ギャラは安くても良いから続けさせてほしい」と関係者に直訴。引き続き出演が決まったとされている。

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そのような経緯があったため、売れっ子になった今でも田中のギャラは1本数万円と激安。収録時間も長いため、少し割の良いバイトくらいにしかならない。

今後は女優業に本腰を入れていきたい田中にとっては、スケジュール調整も難しいこの古巣2番組が足を引っ張る形になってしまったのだ。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「TBSのレギュラーを降板した一方で、『グータンヌーボ2』(関西テレビ系)、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のレギュラー番組は引き続き出演します。おかしいですよね?結局はこれらの番組を天秤にかけ、ギャラが安い古巣TBSの2番組を降板することにしたとみられています」

10年近く携わった番組を切って、他局の番組を取った田中。これにはTBSの関係者たちは怒り心頭だという。

「田中さんは昨年8月にフリーアナウンサーの事務所から、広末涼子さんや戸田恵梨香さんなど女優が多く所属する事務所へ移籍しています。本格的に女優路線へと転向するのは良いのですが、切られたTBS側としては『だったらすべて降板しろよ』というのが本音です。『田中みな実は女優気取りで勘違いし始めた』と大激怒しているといいます」(前出・芸能記者)

テレビの業界は意外と狭い。こうした評判はすぐに色々なところへ広まってしまう。古巣から買ってしまった反感。もしかしたら、その代償はこれからの女優生命に大きく響いてくるかもしれない。

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『グッとラック!』後番組の帯番組MCを辞退

低視聴率のため、この3月で番組終了が決定している朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)。その後継番組として4月からはお笑いコンビ・麒麟の川島明(42)がMCを務める『ラヴィット!』がスタートする。

番組はニュースを扱わず、生活情報をメインに紹介していくといい、これまでの方針から180度転換。TBSとしては大きな勝負に出た形だ。

FLASHによると、そのMCに川島とともにオファーを受けていたのが田中みな実だという。

新番組はかつて同局で放送されていた『はなまるマーケット』(1996~2014年)のようなスタイルを目指していたといい、女性人気の高い田中はうってつけ。

しかし、田中はこのオファーを断った。

「新番組でチーフプロデューサーを務めるのは、『ジョブチューン』から移動してきた人物です。いわば、フリー転身後も田中の面倒を見てきた恩人のような存在。この春の改編の目玉の番組ですから失敗することはできません。プロデューサーとしては田中さんの人気にあやかりたかったところですが、それを田中さんが拒否したことになります」(前出・芸能記者)

フリー転身後も使い続けてくれたプロデューサーの恩を仇で返す形になってしまった田中。

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帯番組を担当することでスケジュールを奪われるのは避けたかったとみられるが、逃がした魚は大きかったと思われないよう、女優業に邁進していくしかない。

「クドカンドラマ」ヒロイン目指して“あざとい”戦略

レギュラーとして出演していた2つの番組を降板、毎朝の帯番組のオファーも断った田中みな実だが、その一方でドラマにはストイックに出演している。

業界関係者を驚かせたのが、現在放送中の連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)に“チョイ役”として登場したのだ。

同ドラマは長瀬智也(42)演じる主人公の元プロレスラー・観山寿一が、能楽の重要無形文化財の父親・寿三郎(西田敏行)が倒れて介護が必要になったことをきっかけに実家へ戻り、後継者になることを決意。介護問題を取り上げながら、さまざまなトラブルに奮闘していく姿を描く、令和版の家族ドラマ。

田中は過去に西田演じる寿三郎と関係があった女性として、農作業姿に身を包んで登場。2月26日放送の第6話に“チョイ役”で出演した。

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あまりにも地味な登場に視聴者たちからも「これ田中みな実?」「田中みな実じゃなくても良さそうな役」など、驚きの声が上がっていた。

本格派女優を目指している田中がなぜこのような端役で出演をしたのか?

これは脚本家の宮藤官九郎と磯山昌プロデュサーに気に入られるための戦略でしょう。『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』などこれまでの作品もそうですが、工藤×磯山コンビのドラマは必ず話題になります。クドカンドラマに出たいという田中さんのアピールに他なりません」(前出・芸能記者)

昨年4月に放送されたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で演じた秘書役で一躍注目された田中。嫉妬に狂い、ストーカーのように執拗に追い詰める姿が話題となった。

そのインパクトが強すぎたのか、届くオファーはイロモノの役ばかり。本人は不満を抱いていたという。

「少しずつドラマに出演して芝居を重ねていくうちに、田中さんはヒロイン役への憧れを抱くようになったといいます。これまで演じてきた役が少し変わったキャラクターばかりなので当然かもしれません。女優としていわゆる正統派な役ができないかと戦略を立てているようです」(前出・芸能記者)

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チョイ役の出演でNHKとのきっかけ作りに励む

田中がチョイ役で出演したドラマはそれだけではない。

彼女は昨年12月に西島秀俊(49)主演のNHK土曜ドラマ『ノースライト』にも、設計事務所の事務員という役で登場している。

これについて田中は『AERA』(21年1月11日号)のインタビューで、「え、いたの?というぐらいの出番。それこそ身の丈というか、身の丈以上の役をいただき、まっさらなところから芝居を作っていく手応えを感じることができました」と語っている。

もちろん、これもNHKのドラマに出演ための布石。まずは端役できっかけを作っておき、そこでドラマ関係者たちに印象を与え、次の機会に備える。なんとも田中らしい“あざとい”戦略だ。

田中が目指しているのはあくまでもドラマのヒロイン役。こうした田中の狙いが当たり、意外と早い段階で正統派なヒロインを演じる田中みな実の姿を見ることができるかもしれない。

強さを弱さを巧みに使い分ける田中みな実

本格派女優への道を目指して攻め続ける田中みな実。一見すると強気な側面ばかりが目立つが、実は弱さも併せ持っている。

悪女を怪演して評価を一気に上げたドラマ『M 愛すべき人がいて』でも、「やめたい」とこぼしていたといい、自分にできるのか不安で仕方がなく、逃げたがっていたとされている。

それは、肘で美巨乳を隠す肘ブラのセミヌードを披露して称賛された、2017年9月発売のファッション誌『anan』の表紙でも垣間見られた。

東京スポーツによると、『anan』の発売前に写真を確認したところ、「ちょっとエッチすぎないですか」としり込みし、セミヌードの公開をやめたいと拒否していたという。

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田中といえば、女子アナらしからぬ思い切った行動を取ることで注目されてきたが、その一方で繊細な一面も持っている。

強さだけではなく、そうした弱さも隠さないところに女性たちからの支持が集まるのかもしれない。

“ライバル”鷲見玲奈が田中みな実を猛追

とはいえ、そうも言っていられない事情がある。それはテレビ東京からフリーアナへ転身した鷲見玲奈(30)の存在。

NGなしの「何でもやります」精神で、2020年4月のフリー転身後は飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍。わずか1年足らずで田中の地位を脅かすまでになっている。

局アナ時代から有名だったGカップの豊満ボディで、男性ファンを悩殺する鷲見。

最近はバラエティ番組だけではなく、女優としてドラマにも出演し、今年1月に放送されたドラマ『アプリで恋する20の条件』(日本テレビ系)ではキスシーンまで披露した。

関係者の間では「きちんと芝居ができていた」と評価が高く、今後も女優としてのオファーが続くとみられている。

実際にCMの現場では、キャスティングの際に田中さんと鷲見さんが同列に扱われ始めています。違いがあるとすれば、紹介する商品が女性向けなら田中、男性向けなら鷲見といった感じです。CMギャラはまだ田中さんの方が高いようですが、クライアントとご飯やゴルフにも積極的に行く鷲見さんの方が、すでにCM業界ではリードしているという声もあります」(前出・芸能記者)

実年齢では鷲見の方が4歳若く、フリー転身間もないため勢いもある。一部では田中の前で鷲見の話は禁句になっているといい、意識していることは間違いない。

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他局とはいえ、後輩である鷲見からの猛追を受ける田中みな実。女優業で先を越されるわけにはいかない。そのためにも、バラエティを少しずつ卒業し、本格派女優への道を歩んでいくことになりそうだ。

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image by : 田中みな実 フラーム公式サイト 

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