時代に逆行「全席喫煙可能な喫茶店」が話題に。愛煙家は称賛も非喫煙者から不満の声が…一体なぜ?

2021.03.05
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by tututu
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2020年4月から全面施行された「改正健康増進法」により、飲食店をはじめ屋内での喫煙が原則禁止となった。喫煙者がどんどん肩身の狭い思いをする中、「全席喫煙可能」な喫茶店が今話題となっている。たばこを片手にコーヒーを嗜むことができるため、愛煙家からは歓迎する声があがる一方、「そんな店には近寄りたくもない」と嫌悪感を抱く非喫煙者も多い。

愛煙家は大喜び「全席喫煙可能な喫茶店」

時代に逆行するかのようなコンセプトを掲げたのは、『THE SMOKIST COFFEE』という喫茶店。カフェ・ベローチェなどを展開するシャノアールが運営母体で、現在は都内に新橋、東新宿、神田須田町の3店舗を展開している。

同社のホームページによると、「今まで当たり前にあった煙草と珈琲という文化を大切にし、煙草を吸われるお客様の日常の中にふぅと寛げる瞬間をつくり出すこと」を目指していると言い、「煙を燻らせながら煙草を嗜み、一息つく。そんなささやかなひと時を過ごしていただきたい」としている。

また、喫煙を目的とした施設を作ることで、屋外で喫煙する人が減り、結果として煙草を吸わない人の受動喫煙の機会を減らすことができると、同社の広報担当者はねとらぼの取材に答えている。

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特に仕事帰りのサラリーマンが一息つくために立ち寄ることが多く、夕方から夜にかけて店内は賑わう。実際に愛煙家たちの間からは歓迎する声があがっている。

同社は今後も店舗を増やしていく検討をしているといい、愛煙家たちの憩いの場は少しずつ増えていくことになりそうだ。

「煙草くさいまま出てくるな」非喫煙者から不満の声

喫煙者たちからは拍手が送られそうな『THE SMOKIST COFFEE』だが、非喫煙者からするとあまり歓迎はされていない。

同店は厚生労働省が定める喫煙目的店の基準をクリアする大風量換気システムを導入している。

4分に1回以上、室内空気が循環する仕組みをする構築し、喫煙スペースの空気環境をクリーンに保つ設計になっており、煙草の煙から発生する粉塵を95%以上を除去するとしている。

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だが、非喫煙者からは「煙草の臭いを体中につけて店から出てくるな」「煙草を吸わない人間からすると喫煙者が近づいてきただけで本当にくさい」「想像しただけでも気持ち悪い」などの声が上がっている。

『THE SMOKIST COFFEE』のコンセプトは“大人の嗜好品を愉しむ場所”を作ること。誰もがみんな納得する空間づくりは一筋縄ではいかなそうだ

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