コレで煙草をやめられる?医者が用いる「禁煙支援のたちつてと」

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値上がりに加え、町中やお店でも吸える場所がぐんと少なくなっているタバコ。そんなことならいっそ禁煙してしまおうと考えるも、なかなか断ち切れない方も多いようです。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、医師の指導法など、禁煙についてのあれこれを紹介しています。

すっていること

拷問の話を聞くとヒュンッとなる倉橋竜哉です^^;

「ペルシャでは溶かした熱々の鉛を飲ませるそうです」という話をしていたのは、今朝の朝5時会でのことでして、昨日の朝5時会では「肺がんと喫煙」について話をしたので、その流れで今朝は「禁煙」について少し話をさせていただきました。

以前、オンラインじゃない呼吸法の講座をやっていた頃は、喫煙者は受講をお断りしていたことがありまして、「タバコ吸えるんだったら参加したいんですけど」と言われて、「スミマセン、近くに吸えるところがないんで…」とお断りしていた時期がありました。

昔は、電車の中でも普通に吸える時代があって、そういえば「禁煙車」という車両までありましたが、近年では、吸える場所がどんどん無くなって、タバコの値段もビックリするぐらい上がってますね。2000年代から「タバコを売ること」「吸うこと」を禁止する国も現れ始めました。

世の中的に「禁煙化の流れが加速」しているのは、ここ十数年のことのような印象ですが、昔から禁煙の取り組みはあったそうで、日本では、江戸時代が始まってすぐの1609年にタバコご法度の令が出されています。これは健康の面からではなく、失火して火事になるおそれがあるから、というのがその理由です。役人ですら、あまり守っていなかったそうですが。

ロシアでは喫煙が見つかると「財産没収の上で島流し」という時代もありましたし、トルコでは死刑に処される時代もありました。ペルシャに至っては、拘束されて熱く溶かした鉛を飲ませるという刑まであったとのこと…。

…すごいな。そこまでしないと守らせられない、ということなんでしょうね。

これをお読みのみなさんの中にも、そろそろタバコをやめようかな、という方もいれば、家族が吸っているけどやめて欲しい、という方もいるかも知れませんね。

お医者さんが禁煙指導をする際に「禁煙支援の5つのA」、あるいは「禁煙支援のたちつてと」と呼ばれている方法があるので紹介します。

  1. Ask たずねる(症状を効く)
  2. Advise ちゅうこく(忠告する)
  3. Aseess つもり(やる気)を確認
  4. Assist てつだう(手伝う)
  5. Arrange とりきめる(受診日を取り決める)

あくまでもお医者さんの方法なので、家族の間柄では難しいかもしれませんが、ご参考までということで。本気でやめようという時には、禁煙外来もオススメしています。

禁煙は「1回で成功する」ということは、少ないそうで、多くの人とが禁煙と挫折を繰り返して、だいたい3回目以降の禁煙で成功されるそうです。取り組む方も、見守る方も、どうぞ気長に心折らずにチャレンジしてみましょう。自分のカラダの声に耳を傾けて、どうか長い健康寿命が享受できますように。

お役に立てば幸いです。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「すっていることはありますか?」

image by: Shutterstock.com

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