毎回さまざまな復縁の事例やケーススタディから導かれた恋愛理論を紹介する、復縁アドバイザーの浅海さん。そんな浅海さんは今回、無料メルマガ『復縁・復活愛の方法~元カレ元カノとよりを戻す方法~』で、自身が予想もつかなかったという復縁成功のストーリーを取り上げるとともに、そこから学ぶべきことを考察しています。
強引に進めたら復縁につながった
今回は少し特殊なケースをご紹介します。
通常は復縁を考えるなら、なるべく相手を刺激しないような手段からスタートした方が良いと私は考えています。
ただ、状況によってはこんなこともあるのか、と勉強になった一件でした。
<強引に進めたら復縁につながった> 26歳 男性 Mさん
Mさんと彼女は同じ職場でした。彼女の転勤で出会ったのですが、当初は他の彼女がMさんにはいました。ただ、彼女と接するうちに徐々に惹かれて行き、当時の彼女とは別れてその彼女とお付き合いを始めました。
彼女は仕事もテキパキとこなすタイプで、芯のしっかりした女性でした。そんな彼女にMさんは、やや尻に敷かれ気味でした。実は彼女は、そんなMさんを頼りなく、物足りなく感じていたようです。とはいえ同じ職場ということで、別れを切り出すのもその後を考えると言えずにいました。
Mさんは、何となく彼女が冷たくなったと感じつつも、別れたくないため彼女の機嫌を一生懸命取っていました。
その日は彼女の誕生日ということで、プレゼントを持って仕事帰りに彼女の家に立ち寄りました。しかし、灯りが点いているにも関わらず、彼女は出てこないのです。
しばらくチャイムを鳴らしていると、ようやく彼女が出てきました。が、部屋には入れてくれません。ドアの隙間から見えたのは、男性物の靴。Mさんは事情を察しました。
「誰の?」と静かに尋ねるMさんに彼女は「いや、ちょっと人が来てて。あとで電話をするから」と言います。納得のいかないMさんは「誰か答えろよ」と食らい付きましたが、そのうち彼女が怒り始め「もう面倒臭い!別れて!!」と部屋に入ってしまいました。
Mさんはプレゼントを抱えたまま、自宅へ戻りました。その後、彼女から連絡が来たものの、話す気にもなれず、会社でもしばらくは避けるような感じで、彼女と距離を取っていました。
2週間が過ぎた頃、Mのさんは「やはり彼女が良い…」と思い直しました。
ご相談を頂いた私は、なるべく社内では普通に接すること、避けたりせず、他の同僚と同じように扱うことを心がけてもらいました。
彼女も普通に社内で会話はしてくれます。ただ、プライベートな連絡は続きません。メールは1往復で終わりですし、電話も出てくれません。
とはいえ、社内では毎日顔を合わせるので、まずは仕事で頑張ることを伝えていました。
相変わらずプライベートな連絡には応じてくれない彼女でしたが、ある日、社内での忘年会がありました。酔ったこともあり、帰り際彼女はMさんと色々話をしてくれました。
付き合っていた時は頼りないMさんが嫌だったこと。都合の悪い場面に遭遇したので、何も無かったことにしたかったこと。今は特定の彼はいないこと。
自分のしたことは悪いことだと思い、自分のような女性は優しいMさんとは合わないと思っていること。