泣いて幼稚園へ行きたがらない子どもに親がかけるべき魔法の言葉

 

このお話を聞いて、私はこんな風にお返事しました。

ぶんちゃんさん、こんにちは。パピーいしがみです。

メール、拝見しました。

娘さんがなかなかお母さんと離れにくかったみたいですね。

でも幼稚園のイベントなどでも、最初は泣いても、泣き止んでスッキリすると、みんなと同じようにできていた、という事ですから、私は大丈夫じゃないかな?と思っています。

ただお母さんと離れることは、子供にとってはとても怖いことでもあり、強い不安に駆られる、という事はあると思うのです。

又、乳幼児の頃からそうだったことを考えると、きっと娘さん自身にも繊細な部分もあると思うのですね。

「泣きたいときは泣けばいい」は悪い言葉ではなく、泣くことですっきりして切り替えるのはとても理にかなっていて、

「泣かない!」と我慢させるよりずっと良い対処だったと私は思います。

コロナの時期も、休みだと感じさせないように、毎日、朝のルーティーン、日課を続けたことは、とてもよい対処でした。

ただ…今、心配されているのは、ずいぶん良くなってきた別れ際の涙が復活してしまって、ぶんちゃんさんご自身がとても不安になってしまっている…という事だと思うのですが、

夏休みなど長い休みの後は、どうしても夏休み中の(一緒にいる)が当たり前になってしまい、元に戻りやすく、親子分離が難しくなってしまいます。

これは、小学生でもあります。

でもそこで「本当に弱虫だよね!もう年長だよ!?みんな出来てること何で出来ないの?いつまでグズグズ言ってるの?」と言ってしまったことは、やっぱり子供にとってショックではあったと思うのです。

そして幼少期は「泣いてもいいんだよ」と言い続け、それがだんだん「ご褒美があるよ」に変わってきているのですが、やはり年齢が高くなるにつれ、少しずつ変えていく必要があるとも思うのですね。

と言うのは、年少の時は、それこそ周りはお兄さん、お姉さんばかりで、一番弱い立場ですから、当然泣いてもよかったのでした。

でも年中・年長と年齢が上がってくることで、自分が泣いて助けを求めるのではなく、もう下の子たちを助けてあげなければならない年代でもあり、泣いてばかりはいられないはずなんですね。

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