コロナ禍のNYで日本人が営む「お弁当屋さん」が売上を伸ばした秘訣

 

ちなみにBentOnさんのモットーはご家庭の料理の負担を少しでも減らしたいというもの。たしかにBentOnさんの食事が冷蔵庫に常備されていれば、忙しいときや疲れて何もしたくないとき、家庭での自分の料理に飽きてしまった人には本当に助けになります。

味も十分に美味しいのですが、おそらく古川社長はもともと出来立てのお弁当を販売していたので、一旦、真空パックにすることで「出来立て要素」が減る分、味よりも便利さを強調したPRにしているのもあるのかも?

しかも西海岸にも宅配していますが、和食が比較的高めの東海岸に比べて西海岸ってめっちゃ安いんです。LAにある日系スーパーで7ドルほどで売られているお弁当は東海岸では2倍になってしまうほどの価格差。そういう地域による価格差も考慮して作られたのが今のミールキットという感じがします。

なので、これはブログの方には書きませんが、メルマガの読者だけということで一言そえると、東海岸の人にとってはお得感さえある値付けと内容ですが、西海岸の人たちにとっては高いと感じるかもしれません。でも栄養バランスも取れているので、健康的なため、西海岸の人たちにとっても嬉しい商品ではないかと思います。

2025年には、すべてのレストラン(=外食産業)の売上げの半分以上(54%)がデジタル販売になるというデータもあるのでこれまでなかったようなミールキットが出てくるかもしれませんね。

ご参考:
コロナ禍を生き残るため、米国の外食産業はどのような変化(進化)を見せたのか?

image by: Shutterstock.com

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ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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