「親バカ」は会社を潰す。企業経営者が絶対にやってはいけないこと

 

「大物の二世でも、頑張ったからこそ成功している」とよく言いますが、そもそも一般人とはスタートラインが違います。

コネがなければ、大企業に入ることさえ、至難の業です。入れたとしても、張り合う間もなく、二世は上の地位に行っています。そんな会社に、夢を持てるでしょうか。

また、多くの経営者が、親バカで子どもを社長にしようとしますが、それでは会社の将来に危機が訪れてしまうことを認識しているのでしょうか。

どれだけ自身が直接ノウハウを叩き込んでも、下積みの苦労をしていない人間は、どこかに弱さを持っています。キッカケがあれば、小さな穴から崩壊してしまうのです。自身が築き上げた大切なものを子どもによって失う可能性は高いのです。

これは、数々の企業が実証している、現実なのです。

組織として、多くの従業員を抱える企業がやってはいけないこと。それは、「身内に継がせる」ことです。従業員をやる気にさせ、夢を見続けることができる環境を作る。これが、経営者の務めなのです。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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