まさに搾取。「クラウドソーシングでライターデビュー」に大きな落とし穴

 

この「クラウドソーシング」は、企業側に都合の良いようにだけ作られています。仕事が簡単にいつでも発注でき、しかも安い。さらに、ネットの向こう側には、選び放題の人材が待っている。言葉は悪いのですが、使い捨て状態で次々に代えることができるのです。非常に便利なシステムなのです。

利用者側のメリットを挙げるとすれば、ただひとつ。安さに納得できるのなら、やりたい仕事だけを受けることができる、ということです。プロが空いた時間を利用して、小遣い稼ぎとしてやるのなら、その利用価値はあるのかもしれません。

いまのシステムでは、それが限界です。新しい仕事のカタチとして、確立させたいのなら、正当な報酬を提示しなければなりません。いまのままでは、派遣社員より劣悪な労働環境となってしまいます。

image by: Shutterstock.com

佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント)この著者の記事一覧

なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座 』

【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • まさに搾取。「クラウドソーシングでライターデビュー」に大きな落とし穴
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け