中川会長の横暴に自民党だんまり。“大票田”の日本医師会に口出しできず、批判を忘れた腰抜け菅政権に国民激怒

2021.05.13
313
by tututu
日本医師会①
 

日本医師会の中川俊男会長(69)が集中砲火を浴びている。「まん延防止等重点措置」期間中だった4月20日に都内で開かれた自民党の自見英子参院議員(45)の政治資金パーティーに参加していたことが発覚。謝罪したものの国民の怒りは収まらない。しかし、不思議なことに声高に休業や外出自粛を叫ぶ自民党議員からは一切批判の声が上がってこない。

パーティー開催の日本医師会・中川会長が呆れた言い訳

中川氏は先月20日、後援会長を務める自見氏の政治資金パーティーに出席。自見氏は日本医師会の政治団体「日本医師連盟」の組織内候補ということで、中川氏が後援会長を務めている。

パーティーは都内のホテルで午前8時から開かれ、約100人が出席。日本医師会からは中川氏を含め常勤役員14人が全員顔をそろえた。

感染対策ガイドラインに基づいて検温やマスクの着用、手指消毒などを徹底したうえで食事は提供せず、中川氏は「感染対策は十分だった」と釈明した。

しかし、これまで感染予防対策の徹底を呼びかけていたにもかかわらず、自らが発起人となってパーティーを開催した中川氏に対し批判が殺到。

中川氏は「慎重に判断すればよかった」としたものの、「これまで以上に責務を果たしていく」と述べ、会長辞任については否定した。

【関連】コロナと命の不公平。「この程度の“さざ波”」発言で判る菅政権の無責任

自民党と日本医師会は“蜜月”状態の大票田

国民が激怒し、これだけ大騒ぎになっているものの、なぜか自民党関係者からは批判の声が上がってこない。

それもそのはず、日本医師会は自民党にとって、選挙の際には大きな力となる“大票田”だからだ。

前述した日本医師連盟は1974年から組織内候補を擁立し、政界へ医師を送り続けている。自見英子議員の父である自見庄三郎氏は郵政大臣などを務めたことで知られている。

中川氏が会長に就任する前、4期にわたり会長を務めた横倉義武氏は安倍晋三首相ら時の政権中枢との距離が近く、かなりの“蜜月”ぶりだった。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中川氏からは政府を批判するようなコメントも時にあったが、それは立場上言わざるを得なかった表面的なものに過ぎない。

日本医師会と自民党は今でも距離が近いのだ。

政治評論家の田崎史郎氏は13日に出演した『ひるおび』の中で、「日本医師会はほとんどの自民党議員のパーティー券を買っている」「派閥のパーティーになると数十枚単位で購入している」と語り、日本医師会が“金で物を言わせている”実態を明らかにした。

自民党にとって大票田である以上、日本医師会について議員が批判することも声を上げることもできないのだ。

【関連】1日100万回でも遅い。菅政権「唯一の延命策」スピード接種は実現可能か

上から目線で物を言うだけで、自分たちの襟をまったく正そうとしない政府と日本医師会。あまりにも情けなさすぎて、日本中から冷ややかな視線が突き刺さっている。

print
いま読まれてます

  • 中川会長の横暴に自民党だんまり。“大票田”の日本医師会に口出しできず、批判を忘れた腰抜け菅政権に国民激怒
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け