【要注意】疲れやすい、甘いものが欲しいは「冬季うつ病」の危険あり。3つの予防法で対処しよう

2015.01.23
by まつさん。
© nikilitov - Fotolia© nikilitov - Fotolia
 

最近なんだか疲れやすい。
そう感じている方、多いのではないでしょうか?

こんな症状がある方は、寒くなる時期に増える「冬季うつ病」が考えられます。

身体がだるくて疲れやすい
どれだけしっかり寝ても昼間に強い睡魔に襲われる
集中力が明かに続かなくなる
自己否定的になったり情緒不安定になりやすい
自分の好きなことにも打ち込む元気がない
甘いものが妙に欲しくなる

●なぜ冬になると「冬季うつ病」になりやすいのか?

「冬季うつ病」とは、冬季になり日照時間が短くなる季節に起こりやすい症状。
ひとのからだにとっても日光は非常に重要で、日光を浴びることでからだの調子や生活リズムを整えます。
冬季うつ病の原因が日照不足であることははっきりしています。日照時間が短いと、精神を安定させる脳内物質”セロトニン”の分泌が減少し、これが不足すると”うつ病”などの精神疾患に陥りやすいのです。
北欧など冬場に日照時間が限られる地域の人は、日照時間の短さが睡眠サイクルに影響を与えることがあると言われ、実際にその地域では冬になると冬季うつ病の患者が一気に増加します。

●「冬季うつ病」を緩和させる対処法

1.積極的に日光をあびる
朝早く起きる、起きたらすぐにカーテンを開けるなどたくさん日光を取り込む工夫をしてみましょう。また、昼間の散歩など運動を取り入れながら日光を浴びるのも効果的です。
それでも日中は仕事が忙しかったり、そのうえ冬は日照時間が短くなるので難しいという人も多いと思います。そんな時はなるべく自宅や職場の照明を明るくするのも効果的です。治療の現場でも「高照度光療法」が行われています。

2.ビタミンやタンパク質をたくさん取る
精神を安定させる”セロトニン”を増やすためにビタミンやタンパク質を多めにとりましょう。肉や魚、大豆などのタンパク質に、ビタミンB6を多くふくむ青魚(イワシやサバなど)などがオススメです。

3.睡眠の質をあげる
睡眠の質を高めるために、ストレスの改善や血行を整えましょう。ゆっくりお風呂に入ったり、アロマオイルで気分を落ち着かせるのも効果的です。

その他、「「ToDoリスト」を作り整理し一日のタスクを順序よくこなすことで落ち込みを緩和させるなども効果的です。

●今すぐ実践!「冬季うつ病」を改善するノウハウを知る

「冬季うつ病」かもしれないと思ったら今すぐ生活改善を心がけましょう。
ここでは「冬季うつ病」に効果的な快眠、食生活改善、体質改善の方法を教えてくれる一押しの先生をご紹介!

『メグ先生の森の診療所』
医師であり野菜ソムリエでもある宮田恵のメルマガでは、医療・野菜・放射線・食育・アンチエイジングについてとても丁寧にわかりやすく解説してくれています。「2014/11/8号」では今回取り上げた冬季うつ病についても解説していますよ!≪関連記事を読む≫

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』
鍼灸師のぶ先生が季節に合わせたカラダ作りを教えてくれます。からだを温めるコツや寒い時期のカサカサ改善など、今知りたい情報が盛りだくさん。からだを整えることで睡眠改善にもつながりますね。≪関連記事を読む≫

『役に立つ健康食生活知識【料理別編】 』 ※無料!
生活習慣を食から改善するメルマガ。野菜だけでなく、肉・魚・乳製品などバランスよくとるためのレシピを紹介!≪最新記事を読む≫

『快眠セラピスト 三橋美穂の【目指せ!眠りの達人】』 ※無料!
ぐっすり眠るための体内時計の整え方を教えてくれます。眠りの質を高めることで昼間の活動力もぐっとアップしますよ!≪最新記事を読む≫

print
いま読まれてます

  • 【要注意】疲れやすい、甘いものが欲しいは「冬季うつ病」の危険あり。3つの予防法で対処しよう
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け