「ロッキンは中止!東京五輪でも応援しとけ」老害ニッポンに若者の怒り爆発。頭がイカれた矛盾まみれの認知症国家、疑問を持ったら“反日”認定という絶望感

2021.07.08
by tututu
kawai20210512
 

新型コロナウイルスの感染の再拡大が続く東京都に対し、4回目の緊急事態宣言が発出される見通しとなり、8日夕方に行われる対策本部で正式に決定される。そうした中、8月7~9日、14・15日に茨城・国営ひたち海浜公園で行う予定だった音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』の開催中止が決定。東京五輪ファーストですべてが進められる現状に対し、若者を中心に多くの不満の声があがっている。

『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』中止に怒りの声

『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』はコロナ禍の開催ということで、感染防止をテーマに例年の7ステージを1ステージにし、参加者を例年の半分以下という形で進められていた。

しかし、2日に茨城県医師会および県下26の医師会等による中止要請があったことから、開催は困難として中止を決定。出演予定だったアーティストやイベントを楽しみにしていた人たちから多くの不満の声があがっている。

その背景にあるのは、「東京五輪は開催するのに、なぜそれより小さい規模のイベントまで中止になるのか」という矛盾。東京五輪を開催するために“それ以外は我慢しろ”と捉われかねない対応の数々に、怒りの矛先が向いているのだ。

ロックバンド・ONE OK ROCKのTaka(33)は7日、自身のインスタグラムのストーリーを更新し「もうそろそろみんな怒るよ」と記し、RADWIMPSの野田洋次郎(36)は自身のツイッターで「『ふざけんな』という気持ちです」と綴った。

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東京五輪開催ありきで国民に犠牲を強いる矛盾

こうした怒りの声があがる理由は、東京五輪開催ありきで進められる“不公平感”だ。

緊急事態宣言下で営業時間短縮命令にしたがわなかった飲食店4店舗に対して6日、裁判所がそれぞれに25万円の過料を支払うことが命じられた。

また、西村康稔経済再生担当相は8日午前、酒類提供を続ける飲食店と取引を行わないよう酒類販売事業者に要請する意向を明らかにし、さらに厳しい措置を取ることを示した。

他にも、政府は五輪期間中の49日間を在宅で仕事をする「テレワーク・デイズ」と設定。企業に実施を呼びかけたが、これは“一般国民は家に籠もって五輪をテレビ観戦でもしてろ”と言われているようにも聞こえ、猛反発を受けている。

にもかかわらず、選手村付近に位置する東京・豊洲にあるビアガーデンには五輪関係者とみられる“ノーマスク”外国人が殺到。こうした状況を見て見ぬふりをしているのが実態で、五輪関係者には甘い対応をしていることが見て取れる。

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おまけに7日に行われた衆院厚労委員会で、「入国後すぐにコンビニやレストラン利用が許可されている事について感染拡大に繋がる」とした野党議員の質問に対し、委員長はじめ閣僚、官僚に至るまで爆笑してまともに答えない始末。

国民には我慢を強いて犠牲を払わせる一方で、五輪開催が優先され、関係者たちの行動や振る舞いは厳しく規制されていない。

特に若者たちは大学の授業は相変わらずオンラインが中心、文化祭などのイベントも中止、おまけに飲食店などの時短営業でアルバイトもままならないなど、“我慢しかしていない”のが現状。

これらのほとんどが国や政府の二転三転する考え、一貫性のない対応が引き金となっているのは明らかだ。

先日、安倍晋三前首相が東京五輪について、「反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と月刊誌の対談で主張。何でも反日のせいにして、批判にまともに向き合おうとしない態度を見せた。

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なぜ東京五輪開催のため犠牲にならなければいけないのか。なぜ国や政府の都合に振り回されなければならないのか。国民の怒りは爆発寸前にある。

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