AIが自分の仕事を奪う前に「クリエイティブ脳」を鍛える7つの切り口

 

あの有名なCMにもヒントが!発想の逆転でロングセラーに

石川「常識と反対のことをしてみたら?」と言う切り口もあります。たとえば売り込まない営業押したらどうなるか。「え? そんなことできないでしょ」と思うかもしれませんが、実はみんながよく知っている意外な商品キャッチコピーにそれが隠されています。

なんかというと、ドモホルンリンクルです。あのドモホルンリンクルの化粧品は、CMではっきりと「初めてのお客様にはお売りできません」と言い切っていますよね。にもかかわらず、ロングセラー商品です。

岡崎ドモホルンリンクルのCMは、いわれてみたら「売らないことで売れる営業」ですね。

石川:ほかにもまだありますよ。たとえば「なにかと何かを組み合わせることはできないか?」といったとき、キックボードは荷物を運ぶ台車で遊んでいた人が思いついたんじゃないか、とかね。

岡崎:たまに台車でキックボードのようにして遊ぶこともありましたよね(笑)。だめだけどね。

石川そうそう。台車で遊んでいた人が、「これはいける!」と思ってキックボードを開発したのかなど、考えちゃいますよね! そういう風に考えていくと、どんどんクリエイティブ能力が身につくんじゃないのかなと思っています。

この間、髪を洗うときに間違えてコンディショナーを先に使っちゃったんですよ。それでああどうしようと思ったんですけど、その時に「じゃあ仕方がないからシャンプーをしよう」と思ったんです。これって昔流行ったリンスインシャンプーですよね。こういう時に気づいたのかなと言うことを、最近考えました。

岡崎:僕は最近シェービングクリームを使ってヒゲを剃ると肌が荒れることに気がついたんですよ。じゃあ何を使ったらいいのかなと思った時に、コンディショナーを使ってみたすごく良かったんです。コンディショナーを髭剃りクリームの代わりにすると肌荒れが全然しないんですよ。

顔も荒れないです。よく滑るからヒゲも剃りやすいんですよ。そういうので気がついた人が、コンディショナーのような成分で髭剃りクリームを作るかもしれないですよね。それがほんとに良いかどうかわからないですけど。そういうクリエイティブですよね。

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