さらに、パラリンピックが開幕し、「学校連携観戦プログラムについて全体で10万人台の希望をいただいている」(by武藤事務総長)とのこと。
8月下旬にかけて感染増加が続くことはわかっていたのですから、リモートを利用して「競技場」にいる感覚を子供たちが味わい、「パラスポーツの選手」たちとリモートを利用して触れ合える仕組みを作るという選択肢もあったはず。
なのにそういった議論が持ち上がらないのは、いったいなぜ?仮に議論したとして、できない理由は何?なぜ、そういった「目的を遂行するための議論」ができないのか。私には全く理解できません。
「上」の無策で涙するのは、「下」の弱い立場の人たちです。「ワクチンワクチン!」と叫ぶのも結構ですが、海外をみればワクチン頼みにすることの危険性がわかる。withコロナか、zeroコロナか?一体何を目指しているのでしょうか?
きっとこのあとなんとか感染がおさまってきたら、1年前同様、「GO TO!GO TO!」一色になり、「この先の感染拡大が起きた時の備え」など誰も見向きもしなくなるのでしょうね。
そして、また、現場の命が削られていく…。
みなさんのご意見、お聞かせください。
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