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松本人志、“お笑い終活”を加速か。『笑ってはいけない』シリーズ休止で現実味を増す芸能界引退、残された年数はあとわずか

年末の大人気番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)が今年は休止されることが19日、わかった。代わりに6時間生放送のお笑い特番「絶対笑って年越したい!笑う大晦日」(仮)を放送することが発表された。ファンの間では「年末の楽しみが減ってしまった」と残念がる声が広がる一方、「松本人志がいよいよお笑いの“終活”を始めた」とする見方も出てきている。

ファンに衝撃。『笑ってはいけない』の放送が今年は休止

2006年から15年間わたって放送され、大みそかの定番となっていた『笑ってはいけない』。ダウンタウン、月亭方正、ココリコのレギュラー陣が、毎年変わる豪華ゲストの “笑いの刺客” からさまざまな仕掛けを受け、笑ってしまえば「アウト」の声とともにお尻を叩かれる名物番組だ。

同局情報制作部・合田伊知郎プロデューサーは「メンバーの皆さんに甘えて、50歳を過ぎても毎年過酷なロケをお願いし続けてきました。スタッフ一同本当に感謝です」としたうえで、「そんな『笑ってはいけない』も昨年大みそかの放送で15年。つきましてはこれを節目に『笑ってはいけない』を休止したいと思います。ダウンタウンさん、メンバーの皆さんにはゆっくりお尻を休めていただきたいと思っています」とコメントした。

今年8月末にBPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議入りすることを公表したが、『笑ってはいけない』をターゲットにした発言だと言われていた。この影響での休止かとみられたが、スポーツ報知によると、同局関係者は「関係ありません」としたという。

新番組は“笑ってもイイ大みそか”をコンセプトに、6時間笑いっぱなしにする豪華なお笑い祭りが予定されている。お尻ではなく、笑いすぎておなかが痛くなるような年越し番組になるとみられる。

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“お笑い終活”に少しずつ向かっていく松本人志

昨年のコロナ禍で行われた『笑ってはいけない』は、“多目的トイレ不倫”を報じられたアンジャッシュ・渡部建(48)を復帰させようとしたことが事前に漏れ、騒動になるということでも注目されてしまった。

収録はされたものの、渡部の出演に批判が殺到したことでカットされ、放送はなし。しかし、その後渡部出演部分の台本が流出するという問題を起こした。

出演シーンの最後に渡部が鼻にワサビを突っ込んで倒れるという場面があったが、“香りだけがするワサビの練り物を使用”と書かれていたり、“台本になかったネタを進行されるというドッキリに引っかかった体をとってもらいます”となっていたことから、やらせ疑惑まで出る事態となってしまった。

「渡部さんの件に関しては、松本さんが当時出演した『ワイドナショー』で激怒しました。収録前、事前にネットニュースで漏れてしまったことで松本さんはカンカンの様子でした。誰がゲストか知らされていないことは番組の大事な部分ですからね。その後、台本まで流出するなど、情報管理の甘さに松本さんが怒るのも無理はないです」(スポーツ紙の芸能記者)

昨年は成功しなかったものの、一部では今年も「渡部の出演があるのでは?」とする見方もあった。

それだけではなく、渡部と同様に不倫騒動を起こしたミュージシャンの小沢健二(53)や雨上がり決死隊の解散を発表後、世間から総スカンを食らっている宮迫博之(50)までが『笑ってはいけない』で禊をするのではとまで言われていた。

「今回、『笑ってはいけない』が休止されることになったのは既定路線だったかもしれません。松本さんは冗談めかして『笑ってはいけないをやめたい』ということが度々ありましたが、そこには本心も入っていたようです。ひとつの伝説的企画が幕を下ろすわけですが、いよいよ松本さんの“お笑い終活”が始まったとみる人もいます」(前出・芸能記者)

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山ほどいる芸人のトップに君臨し続ける松本人志(58)。なぜお笑いの終活をしようとしているのだろうか。

芸能界引退間近。松本人志がお笑いから卒業するワケ

大晦日の名物企画として15年間も放送され続けていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』。今年は休止が決まったが、どうやらコロナだけが原因というわけではなさそうだ。

それに先立つ今年8月末、BPOの青少年委員会が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議入りすることを公表した。これに対し、松本は『ワイドナショー』(フジテレビ系)の中で、「むしろ俺はBPO側だからね」「頑張れBPOって思ってます」と語り、スタジオの笑いを誘った。

しかし、松本が気になる発言をしたのはその後だ。

「僕はね、本当にいいんですよ。数年で辞めるんで。いや、本当に本当に」と突如として自身の芸能界引退を宣言。そのうえで、「でも、このあと出てくる人たちのことを考えると、やっぱり選択肢は広いほうがいいのかなあ」と、BPOの審議入りの件に異論を唱えた。

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松本がサラッと伝えた引退をほのめかす発言にネットは騒然。「やめないでほしい」「生涯現役でいてくれ」「紳助さんみたいにならないで」などの声が上がっていた。

「松本さんといえば、これまでにも還暦でやめることを示唆したり、60歳前に芸能界をやめた上岡龍太郎さんや島田紳助さんを意識する発言をしています。あまり本気に取る人は多くありませんでしたが、『笑ってはいけない』が休止することで、松本さんの引退が現実に近づいてきたという見方もあります」(同・芸能記者)

コンプライアンスが重視されるようになってきて、テレビではさまざまなハードルが高くなってきた。表現したいこと、やりたい笑いができず、テレビから遠ざかる人も出てきている。

松本がこうした現状に嫌気をさし、「もうやめてまえ!」と思ったとしても何らおかしくはない。これから松本の“お笑い終活”が加速していくかもしれない。

今年は激変!様変わりする年末年始のテレビ番組

国民的番組『NHK紅白歌合戦』に対抗する裏番組として、15年間も放送されてきた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』。リモコンでザッピングしながら大晦日を過ごしたという人は多いだろう。

『笑ってはいけない』が休止することで、年末の視聴習慣が変化しそうだが、今年はそれだけではない。

たとえば、年末年始に多くの冠番組を持っていた嵐は、2020年末でグループとしての活動を休止。必ず特番が放送されていた『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)も終了しており、嵐関連の番組も今年は見ることができない。

また、元旦の人気番組『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)では、個人で65連勝という記録を更新し続けているGACKT(48)が、先日無期限の活動休止を発表。番組の顔ともいえるGACKTがいないまま番組が成立するのかどうか、心配の声があがっている。

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大きく変化しそうなテレビの世界。もし、松本人志がこのまま徐々にお笑いからフェードアウトしていくようなことがあれば、日本のバラエティは一気に転換期を迎えることになるかもしれない。

Twitterの反応

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image by : 松本人志 吉本興業公式サイト

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