天気の変化や台風の接近に体調が左右されるという方、それは気分の問題などではない可能性が高いようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、今のところ原因が不明とされる「気象病」を紹介。さらに、最近になってその症状が治まったという真井さんの夫のケースから、その改善法を探っています。
雨の降る日に
さて、本日は多くの人が罹患していると言われている病気のお話。
結婚してしばらくして気がついたんです。オットはたまに起き抜けに機嫌が悪い。体調が悪く、頭痛がするんだそうです。へー、そうなのか、なんでだろ?と観察することしばし。気がつきましたよ、オットの体調が悪いのは
- 雨の降る日
だということに。夜半から雨が降っていたり、明け方から降り始めたようなときには、ほぼ100パーセント体調不良。オットにそれを指摘したら、本人も驚いていました。
- そ、そういえば…(*゚Д゚)
だったみたいです。みなさんの周りにもいませんか。昨日まで元気だったのに、ふと体調が悪くなったりしちゃう人。もちろん他の原因もあるでしょうが雨とか気温が原因なのかも。
こういう、雨の降るときや台風が近づくときに体調が悪くなるのを
- 気象病
というんだそうです。気圧や気温、降水が身体に影響して、頭痛やむくみめまいが起こるんだとか。ちなみに私は全然影響されない(*^ー゚)何故だ。
思うんですが、これ
- 気がつくのが難しい
ですよね。オットは全然気がつかなかったみたいです。だって、
- 原因が遠くて巨大すぎ
ていて、自分の体調と結び付けようと思わないですからね。まさか低気圧だの降水確率が関係あるだなんて思いませんよねえ。
ちなみに、知人の中に
- 満月にイライラする
という人がいます。これ、ホントにすっごく驚きました。よく月齢との関係に気がついたもんだなあと思うんです。知人曰く
- 日毎にイライラしていく
- 満月が決定打
だそうです。なので、満月には大切な仕事を入れたりしないようにしていると言っていました。
そうそう、キレやすかった甥っ子くんも、月齢が気分のアップダウンに関係していましたね。暴言吐いたり、友達とケンカするのは、大抵満月か新月の前後1日。ピッタリすぎますよね。
こういう自分の体調不良が、気象や月齢に関係があると分かるためには
- 気象病などそういう病気の存在を知ること
- 記録してみること
ですよね。知らなきゃどうにもならないし、知っていても体調不良が起こる日がどういう日か分からなきゃ、気象病に辿り着きませんからね。実は、気象病用に開発されたアプリがあるんです。
● 「頭痛~る」
です。アンドロイドに対応しているかは分からないんですが。毎日の気圧の変化がグラフで表示されるアプリです。見ているとああ今日はコレかもと思うことがありますよ。
そして、この気象病、未だ
- 原因不明
だそうです。気圧や気温が関係ありそうだというだけでメカニズムが分からないんでしょう。従って治療薬もない。うぬぬ。
なのに、オットは最近雨降りの朝でも体調不良になりません。原因不明なので、なにがよかったのかは分かりません。
- 体温も上がったし
- 運動するようになったし
- 汗もかくようになったし
- ビタミン系のサプリも飲んでるし
…こう書き出してみると、気象病云々というより生活習慣が全体的に改善されたからということなんじゃないかと思えますね。
たくさんの日本人が苦しんでいる気象病。とりあえず記録してみるところから始めるといいかもしれません。
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