事務所パワーで話題作に出演した片瀬のお蔵入りラッシュ
片瀬那奈の動向に注目しているのは『恋つづ』関係者だけではない。もっと多くの人間が今、肝を冷やしているという。
モデルやタレントのイメージが強い片瀬だが、実はドラマにも数多く出演しており、7月から放送されていた連続ドラマ『彼女はキレイだった』に出ていた。しかも、業界用語で「トメ」と言われる、出演者クレジットで一番最後に表示されるポジションである。
他にも、上白石萌音主演の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)や中条あやみと水川あさみがダブル主演を務めた『白衣の天使』(日本テレビ系)、『24 JAPAN』(テレビ朝日系)、『闇金ウシジマくん』(TBS系)など、多くの話題作に出演。
女優として特別評価が高いわけでもない片瀬が、これほどテレビドラマに出演できたのは、所属事務所だった「研音」の力。いわゆるバーターで出演作品を広げていった。
「業界内でも最大手といわれる事務所ですから、片瀬さんはとても恵まれた環境で芸能生活を生きてきたはずです。にもかかわらず、片瀬さんはお世話になった事務所を裏切るような行為をしてしまった。今後フリーとして活動するといいますが、もうこうした大きな作品に出演することは難しいでしょうね」(前出・テレビ局関係者)
出演作品が多いだけに、もし片瀬に良からぬことが起きた場合、そのすべてに迷惑がかかることになる。再放送や動画配信サイトから片瀬関連の作品が抹消されてしまうかもしれない。
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片瀬那奈に多額の賠償金を課せられる可能性も
関係者たちは戦々恐々としているが、とはいえ片瀬につきまとっているのはあくまでも“疑惑”であって、逮捕されたわけではない。しかし、業界内での警戒感が尋常ではないのだ。
「テレビ局だけではなく、業界関係者の間では薬物関連で有罪となった芸能人ともはやまったく同じ扱いとなっています。キャスティング会議で片瀬那奈と出しても、笑いが起きないレベル。それだけ危険人物として扱われています。かつて出演した番組の担当プロデューサーの中には、最悪のケースを考えておくようにと言われている人もいるようです」(テレビ局関係者)
水野真紀(51)、松嶋菜々子(47)に次ぐ3代目の「きれいなおねえさん」として一気にブレイクした片瀬那奈。
起用された理由は「清潔感にあふれ、女性から見て好感が持て、凛とした健康的イメージであること」とされていた。
当時はまだ19歳。まさか20年後に薬物疑惑で芸能界から“追放”されるなど誰が想像しただろう。
研音は片瀬の退所報告について、「つきましては9月30日をもちまして、片瀬那奈オフィシャルサイト(PC、モバイル共通)、公式SNSを終了させて頂きます」と綴っていたが、まさに宣言通り片瀬は抹消されてしまった。
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フリーになったとはいえ、新規のオファーがくるということは考えづらい。今後の展開次第では損害賠償という話も出てきかねず、その余波はとてつもなく大きくなりそうだ。