「イカゲーム」の勝利確率を全力で計算。話題のドラマを数学で検証

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動画サイトで配信され、90カ国で再生数1位を記録した韓国ドラマ「イカゲーム」をご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆうさんが、 ドラマ内で使われた、とあるゲームの勝利の方程式を全力で計算。その結論を導き出していきます。

【イカゲーム】「橋ゲーム」を精神科医が確率計算した。ネタバレ感想

こんにちは。ゆうきゆうです。今日も元気でお過ごしでしょうか。

さてみなさんは『イカゲーム』というドラマをご存じでしょうか。Netflixという動画サイトでのオリジナルドラマで、90カ国で再生数1位を記録したドラマです。内容はシンプルで、お金に困っている人たちが、デスゲームに参加して、優勝者は456億ウォン(45億円)をもらえる、というものです。

なぜ「イカ」か、というと。

子供たちが地面にイカの絵を描いて、その上で陣地取りゲームをして遊ぶという、韓国では有名なゲームが「イカゲーム」と呼ばれるからだそうです。日本では、というか、自分の子供時代にも似たような遊びがあり、自分たちは「エスケン」と呼んでいました。Sの字を描き、ケンケン(片足ではねること)をして相手の陣地に侵入する…というゲームでした。たぶん日本全国で似たような遊びはあり、それぞれで名前は違うのかもしれません。

何にせよ韓国ではイカゲーム。すなわちこのデスゲームでは、子供のころの遊びが再現され、大人たちが全力でそれをプレイする、という流れになっています。そして見てましたところ、非常に面白かったので、何より言いたい感想を述べさせて頂きます。

こちらネタバレを含みますので、まだ見てない方や、「今見ないけど、いつか見るかも」という方は見ないようにしていただければ幸いです。

大丈夫でしょうか。

さて、このイカゲーム。色々なゲームがあるんですが、どうしても言いたいことがあるゲームがありまして、今回はそれについて話させていただきます。

飛び石渡りゲーム 

それこそが5番目のゲーム。「飛び石渡りゲーム」です。参加者たちが高い場所にある橋を渡っていき、ゴールまでつけばクリア、失敗すると落下して痛い、というゲームです。

いや、痛いっていうか、死にますね。デスゲームですからね。

ここまで話すと、日本の有名ギャンブルマンガ「カイジ」に出てくる、鉄骨渡りを思い出すかもしれません。ただ、ほぼ肉体勝負(まぁ精神削られるんですけど)だったそちらに比べて、こちらは一段、ギャンブルっぽく、ゲームっぽくなっています。

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