学校の勉強ではなかなか話せるようにならない外国語。本当に習得したい人は海外に留学するか、駅前あたりに留学することになってしまいます。結局、言葉は使わないと身につかないもの。メルマガ『ファンキー過ぎる家族がいてもマジメに生きてる娘の話』著者のミーミーさんが、父親から聞いた「言葉を覚えるのに一番大事なこと」も「使わなあかん」ということだったようです。ただし、使えたフレーズは限定されていて、特に中国語に関しては、たくさん使って覚えたらしく、少し呆れ気味に紹介しています。
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父の「笑った!困った!驚いた!」エピソード:言語学習で大切なこと
父がよく一発芸のように話していたことがあります。「大学ではフランス語をとっていたけど覚えた言葉は3つ。ボンジュール、マダム、ジュテームや」。
高校も大学もラグビー推薦で入学した父にとって、大学の講義なんて頭に入っていない&ちゃんと出ていなかったことは想像できるのですが、毎度「ジュテーム」と言う時だけは、情感たっぷりでそれっぽく発音するので、いつも(きもちわる!)と思いながらも笑ってしまっていました。
他にも「中国語も少しはできる!」と豪語するため「それなら何か喋ってみて」と言うと、決まって「ウォーアイニー」と返ってきました。その流れで「英語だってできる」と言い、何か喋ってと促すと「あいらーびゅー」と。
もうお気づきだと思います。「ジュテーム」も「ウォーアイニー」も「あいらーびゅー」も日本語で「愛してます」です。そして、最後にはいつもこう言うのです。なぜか少し格好つけながら、「言葉をな、覚えるのに1番ええのは使うこっちゃ。恥ずかしがらずにやな、使わなあかんねん」と。
ああ…それは…父がどこかで「ジュテーム」を使う機会があったかどうかは謎ですが、確実に日本語と英語と…台湾ラブで台湾に通いまくっていた時代があるため中国語も本当に使っていたんだろうな、と。
皆さん、言語は「恥ずかしがらずに使わなあかんねん」だそうです。「学びの秋」として、ふと、父の情感たっぷりの「ジュテーム」「ウォーアイニー」を思い出して、ちょっとホッコリしてしまいました。何の学びもありません…。あちこちで「愛してる」を使いまくっていた父のお話でした。すみません。
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