なぜ大谷翔平は紅白歌合戦のゲスト審査員を断ったのか。外すことができない大晦日の“予定”とは?

2021.12.27
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『紅白歌合戦』の舞台裏でつぶやかれる“本音”

今年の夏、一部SNSでは“爽快でド派手なステージングを東京オリンピックの開・閉会式で見たい!”という真面目なのか冗談なのかわからない書き込みが盛り上がっていたことと、来年の大河『鎌倉殿の13人』に大泉洋演じる源頼朝と対峙する平清盛役で松平健が出演することから決まったキャスティングなのでしょう。

確かに若干の若者や、地方の後期高齢者たちがテレビの前で大騒ぎになるのは想像ができますが、今年の大晦日にどうしても必要なステージなのか…難しいところですよね。

大昔、私も『紅白』のリハーサルから本番まで、取材をしていたことがありました。

顔見知りのスタッフが休憩や移動の合間に近づいてきて、“今の演出、どう思った?”とか、“今年のキャスティングの手ごたえは?”など、一般視聴者や週刊誌の愛読者たちの声を誠実に聞いて、自分の仕事の糧にしようとしたこともあります。

駆け出し芸能記者だった私もそれが励みにもなって、一生懸命アイディアを考えたり、編集部にまとめられてある読者の声を伝えたものです。

受け入れる側の脳みそも柔らかく、“あれっ、これってこの前話した…”なんて私にしかわからないノスタルジックなシーンがあり、ひとりほくそ笑んで舞台を観ていたこともありました。

しかし時代の流れなのか、職人気質のスタッフが少なくなったのか、今のバック・ステージではそんなやり取りは全く無くなってしまった…と現場の後輩の記者から聞きます。

ベテランの芸能プロダクション幹部も“今のスタッフはみんなサラリーマンだから…”と吐き捨てます。

私が現場で取材していた時、タレント同士のプライバシーを探ろうと、リハーサルの間にステージ横のトイレに“籠城”したことがありました。

演歌の大御所が「テレサ・テンの足は綺麗だなぁ…」としみじみ漏らしていたことや、人気アイドルグループのメンバーがある女性アイドルの名前を出して「〇〇に電話番号、教えてもらえなかった…」と呟いていたこと…今でも頭の隅に残っています。

今年のテーマは“Colorful~カラフル”に決まったといいます。

コロナ禍、オミクロン株、東京オリンピック…NHKのお手並み拝見といきましょうか…。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Erik DrostCC BY 2.0, via Wikimedia Commons

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