ニューヨークでは実店舗を出すほどに。「TikTok Block」出現の秘密

shutterstock_1455492983
 

「TikTok売れ」と言われるほど、若い世代の流行を作るSNSとして注目されるTikTok。自分の親世代が好んだ音楽やファッションなどについて発信する人気ティックトッカーもいて、少し古めのものが注目されることも増えています。流行の先端を行くニューヨークでは、昨年相次いで同じエリアに、ティックトッカーがオーナーの古着屋さんが出現。「TikTok Block(TikTokの一角)」と呼ばれるほどになっているのだとか。今回、『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』著者でNY在住人気ブロガーのりばてぃさんが、そんな一角誕生の経緯を詳しく伝えてくれました。

毎回ニューヨークからの最新情報を届けてくださる、りばてぃさんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

お店はTikTokがきっかけ

日本でもTikTokがきっかけで流行ったりという現象はいろいろあると思いますが、なんとニューヨークには「TikTokの一角」(英語では“TikTok Block”)が誕生しました。

2000年代(またはそれ以前の年代の)ファッションが、今、Z世代などの若年層に人気があるわけですが、特に、YouTubeやTikTokなどでいつでも視聴できる環境が整ったことで昔流行ったものの人気が再燃したり、新たに人気が出てくるようになってきています。

で、その影響から、昨年2021年5月~6月にかけてのわずか1ヶ月のうちにニューヨークでは、TikTokで話題になったインフルエンサーが、相次いで古着屋さんの実店舗をオープンしニュースになっています。しかも、「TikTokの一角」(“TikTok Block”)とまで言われているほどなのです。

場所はロウアーイーストサイドのスタントン通り(Stanton St)沿い、エルドリッジ(Eldridge St)とフォーシーズ(Forsyth St)の間の1ブロック。

特に注目なのが、TikTokでファッションインフルエンサーとして有名なエマ・ローグさん(Emma Rogue)のヴィンテージ店ローグ(Rogue)や、TikTokで有名なデザイナーのマット・チューン(Matt Choon)さんのバワリー・ショールーム(Bowery Showroom)。

どちらもZ世代向けの小売店で、しかもこの2つのお店は、隣同士でオープンしたということで、このエリア自体が「TikTokブロック」(ティックトックの一角)と呼ばれるようになっています。
How Emma Rogue turned her viral vintage TikTok into an IRL shop 記事タイトルにある“IRL”とは、“In Real Life”(実生活の中で)の略語です。

毎回ニューヨークからの最新情報を届けてくださる、りばてぃさんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

print
いま読まれてます

  • ニューヨークでは実店舗を出すほどに。「TikTok Block」出現の秘密
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け