芸能界にも多くあるモラハラ離婚
体操一筋で遊び回るタイプではなく、女性トラブルなどが取り沙汰されることも皆無だった内村。体操界への貢献は大きく、このまま有終の美を飾るはずだっただけに、今回の離婚トラブルを残念に感じている人も多いようだ。
しかも、その原因としてモラハラ疑惑が出ているだけに、夫婦の仲はあまり上手くいっていなかったことが容易に想像できる。
現代社会において問題になっているモラルハラスメント。芸能界でもたびたび話題となるが、中には離婚してしまった芸能人夫婦も多い。
モラハラという言葉を広く世間に知らしめたといわれているのが、三船美佳&高橋ジョージ。結婚当時は三船がまだ16歳、お相手の高橋ジョージは24歳も年上ということで話題となった。オシドリ夫婦かと思われていたが実態は違ったようで、三船は高橋から精神的虐待を受けたと離婚裁判の法廷で主張。高橋は否定し続けたものの、協議離婚が成立した。
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また、泥沼の離婚劇を繰り広げたのが俳優の高嶋政伸。1人目の妻であるモデルの美元と2012年に離婚したが、その裁判で提出された音声データには「おい、待てよブス」「バカ女が早く死んでしまえ」など罵詈雑言を浴びせる高嶋らしき男性の声が収録されていた。
一方、そのデータの中には美元が高嶋に暴行したと思わせる音声もあり、かなり激しく夫婦がいがみ合っていたといわれている。結局、夫婦生活はわずか3年で破局することになった。
他にも、女優の米倉涼子は2014年に一般男性と結婚したものの、正座させられ5時間も説教をされたり、「男の臭いがするから(バッグなど)全部捨てろ」と命じられるなどのモラハラが原因で離婚したとされている。
体操界のキング、今後の将来に暗雲か
オリンピック4大会に出場し、金3個、銀4個と7つのメダルを獲得。世界選手権では個人総合で6度の優勝を誇る内村航平は、紛れもなく体操界のレジェンド。
体操競技で認定されている約800個の技のうち、約500個を習得してきたといわれている。
世界の第一線で戦い続けた男しか知らない世界、見たことがない景色があるのは当然で、そうした経験を後輩たちに伝えられるのは内村しかいない。
引退後については、「体操に関わるすべてのことをやっていきたい」と語ったものの、具体的に何をしていくかは不明。とはいえ、競技普及のために体操界初のプロ選手になるなど、日本の体操界を長年支えてきただけに、今後も旗振り役としての活動が期待されている。
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突然降って湧いた離婚トラブルだが、内村はどのように対処するのか。体操で着地にこだわってきたように、夫婦生活でも“美しい着地”を期待したい。