突然「家なき子状態」も。洒落にならないドイツの賃貸住宅事情

 

返事も2日以内にしてほしいと言われたので、この記事を書いている時点でほぼ大量出血サービスは確定なんですが、仕様がありません。この二重契約を避ける方法としては、現在二つ方法があります。

1.今回の賃貸契約は諦め、3月末直前に空いている家を探す

直前になればなるほど、大家も焦っているので家は決まりやすくなります。ただし当然のリスクとして家が決まらなかったら全て終わりです。実際ドイツに来た当初に家無しまで2週間を切ったことがありました。こうなってしまえば仕事もバイオリンもやってる場合でない緊急事態となるため、絶対も避けなければなりません。自分も貯金はそこそこあるため、今回の契約を逃す選択肢はないかなと思っています。初期投資をケチると絶対に良いことはありません。

2.現在の家を2か月間又貸しする

新しい家を1月半ばから契約し、2月から3月まで現在の家を他の誰かに又貸しするという作戦です。そうすることで、過払いしている家賃をいくらか回収することが可能となります。ただこれはまず現在の大家の許しが絶対的に必要ということと、又借り人が見つかるかという二つの問題があります。

個人的な感覚では、需要過多のドイツなので又借り人は多分出てくると思います。ただし、それに伴う問題(又借り人が部屋を汚した場合、家賃の回収など)もケアしないといけなくなり、こちらの負担は増えます。

正直、こんな程度の低い欲求を解決するのにお金も時間も使いたくないのですが、立場の弱い者の宿命ですね。なんとかこのスパイラルを抜け出さない限り、生活は上向かないということでしょう。

乗り切るしかありません。

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image by: Nehris / Shutterstock.com

Namaka Yetこの著者の記事一覧

1991年大阪生まれ 2009年:大阪府立生野高校卒業、神戸大学国際文化学部入学 2011年9月~2012年6月:オーストリア・グラーツ大学留学 2014年3月:神戸大学卒業 同年4月~3月:高校英語科講師 2015年:地元市役所入庁、病院事務局、税務課を歴任 2016年4月~2017年3月:適応障害により休職 2017年4月~7月:再度高校の英語講師 2017年9月:ドイツ、ドレスデンにワーキングホリデー 2018年3月~7月:ドイツ、ツィッタウにて大学の語学準備コース 2018年10月~2020年2月:ドイツ、ゲルリッツ大学文化マネジメントコース


趣味:バイオリン、スポーツ観戦 特技:ダイエット 好きな食べ物:たこのから揚げ 好きな女性タレント:川島海荷、小川彩佳(テレビ朝日) 好きな作家:森鴎外 好きな芸人:ダウンタウン松本人志 尊敬する人:落合博満 変な癖:CDショップや本屋に行くと便意を催す

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