現役探偵である後藤啓佑さんが実際に相談を受ける中には“離婚”が絡んでくるものが多くあるといいます。しかし、初めて離婚を考える立場になった時はわからないことだらけ…となってしまいますよね。万が一そうなってしまった時のために、知識としてつけておくと安心かもしれない「離婚までの流れ」を後藤さんが自身のメルマガ『探偵の視点』で解説しています。
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離婚までの流れ
今回は、実際の相談でよくある「離婚までの流れ」をお伝えします。
離婚等を考えるときは、まずはここを理解する必要があります。簡単に箇条書きにすると
1.離婚するかどうか悩む
2.感情を整理する⇒やり直す⇒関係修復する
3.→離婚を決め、離婚の準備をする
4.→配偶者と話し合いをする⇒合意⇒「協議離婚」
→合意しない
5.→離婚調停を申し立てる⇒成立⇒「調停離婚」
→不成立
6.→訴訟で裁判へ
という流れとなります。
裁判の後の離婚の種類としては
・相手方が請求を受け入れれば「許諾離婚」
・和解が成立すれば「和解離婚」
・離婚を認める判決が出れば「判決離婚」
・離婚を認めない判決が出てしまうと「離婚不可」
の4パターンです。
現実的には、「和解」になることが多いです。僕の周囲でも、特に「判決離婚」は聞いたことがありません。
一番平穏なのはもちろん協議離婚ですが、浮気やらDVやらが原因だとなかなか協議では落ち着きません。だいたいが調停で折り合いをつけるのが一般的ですね。
意外と思われるかもしれませんが、調停を飛ばしていきなり裁判にはいけないのが、今の法律です。離婚はまずは調停となりますので、知識として参考にしてもらえたらと思います!
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