女優の桐谷美玲(32)が16年間所属した所属事務所「スウィートパワー」を3月末で退所し、独立することが明らかになった。今後はモデル活動に注力するとして円満退所をアピールしたが、モデル業をやりたいのであれば現在の事務所でもできるはず。モヤモヤが残る形となった今回の発表だが、果たして桐谷の本音はどこにあるのだろうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
“千葉のNo.1美少女” 桐谷美玲の未来予想図
桐谷美玲が今月いっぱいで所属事務所を退所することが発表されました。
芸能界好きな方々には“あれ? まだ独立してなかったんだ…”という感覚なんでしょうが、私が見る限り事務所との間で交わした約束事をしっかり履行した上での退所…ということでしょうね。
肩書きは“女優”としながらも、その活動は2017年10月期のドラマへの第1話にゲスト出演が最後でした。これはいかに所属事務所との関係がギクシャクしていたのかの、何よりの証拠だと私は思っています。
退所の理由については複数のマスコミが報じていますが、『スポーツニッポン』が解説した“信頼していたスタッフが数年前に事務所を去ってしまった”からというのが偽らざる本音でしょう。
前にも何度か書きましたが、タレントにとって担当マネージャーという存在は本当に大事なのです。
マネージャーが突然担当を外れたり、退社したりした直後には、必ずと言っていいほどその事務所にはトラブルが発生します。桐谷の場合はまさにこのパターンです。
ある日突然“心の支え”を失ってしまったタレントは所属事務所を飛び出したくなる…という気持ちは十分に理解出来ます。
私が桐谷について印象に残っているのは、2018年4月期のドラマを巡るゴタゴタです。
このドラマのキャストはとても豪華なメンバーで、番手(準主演)として桐谷の出演が予定されていましたから、彼女にとっても女優として参加しがいのある作品だったと思います。
ところが事務所とのゴタゴタが原因で、クランクイン直前になって桐谷は降板してしまったのです。制作サイドの慌てぶりといったら…。
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