最後にお勧めしたいのは、このメルマガの連載で私も初めて夢中にっている、 「AIのべりすと」を使って、文章を書いてみる ことです。また、 毎日のように気づいたこと、感じたことをSNSで発信 することです。
結局、 フリーライター講座に通ったところで、そこで習うセオリーや先生を超えることはできません し、逆に ご自身の個性を殺されてしまう かもしれません。
しかし、 「AIのべりすと」と対話しながら競作すると、自分自身の発想を良い意味で裏切られつつ拡張できる のです。ちょうど 将棋の藤井聡太さんが、AIと将棋を打つうちに、他の名人が考え付かないような手を打てるようになった ように。つまり、 自分の固定観念からもフリーになれる、真のフリーライター になれるのです。
ちょうど、 第1回AIのべりすと文学賞の募集が始まり、6月30日締め切り ですから、 今から書き始めて、ご応募 されてはいかがでしょう。
自由自在な創作の世界で、知的冒険に旅立つ なら、 失敗を想定したシミュレーションで行動不能に陥る心配もない でしょう。私が敬愛するSF作家 筒井康隆さん は、かつて 「作品で狂気を書いているので、実生活は普通」 だとおっしゃっていたと記憶しております。 奇抜なファッションや行動をするより、創作物が独創的な方が、なんだかカッコイイ と思いませんか?
同時に、 SNSで毎日文章修行 をしましょう。私も、 本業の傍らで、毎日発見したことや感動したことを、メルマガ・ブログ・SNSで最低1記事ずつ発信する のを、ただただ2 0年も続けているうちに、自分のスタイルができた のです。
アウトプットをする習慣が身に付くと、日常見過ごしていた面白いものごとが次々に見つかり、自然にインプットもできる ようになります。このメルマガも日経産業新聞の連載コラムも、 ほぼ日常生活で発見したことがもとになって います。ひょっとしたら、 今当たり前に思っている営業の仕事が、ネタの宝庫 かもしれませんよ。
ぜひとも、これを機会に、 本業と二足のわらじで、AIとSNSを活用した「フリーでフリーな作家」を目指して みてください。よろしければ、 腕試しで、このメルマガにも投稿してくださいね。
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