給与が安くても社員のモチベーションが高い会社にどんな秘密があるのか?

Young man talking with alphabet letters coming out of his mouth
 

人はあなたの言葉で変わる

わたしは、たくさんの人と関わり、それぞれのプロジェクトを進めるにあたり、部下やチームメンバーに対しての声掛けにはとても意識をしています。そのなかで、ひとつ意識的に使っている言葉を紹介します。(※わたしがこのフレーズを言っていたら、このことは秘密でお願いします)

その言葉は、「頼りになる」、「頼りにしている」です。さまざまな企業がアンケートを行っている「仕事で言われたい言葉ランキング」のなかでも「頼りになる」という言葉は、常に上位にきます。

裏を返せば頼りになるという言葉を滅多にかけてもらえていないということです。自分ががんばっている過程、その先の結果。どの過程でも、頼りにしているという言葉をもらえたら嬉しいですよね。そして、その期待に応えるよう役に立とうとさらにがんばります。期待をかけられた人は、その通りの結果を出すことが多いです。

「頼りになる」、「頼りにしている」という言葉は、相手を成長させるための魔法のフレーズともいえるのです。

戦略的な言葉でさらに上のチーム作りを

給料を上げれば一時的には満足しても、すぐに満足できなくなります。

このように「作業能率を上げるためだけの作業環境の改善」は、一時的には士気が上がっても、その環境に慣れると元に戻ってしまいます。

もちろん、劣悪な環境でも良い声掛けだけして、やる気を持ってもらおうなんて、暴論を言いたいわけではありません。通常よいとされる条件はクリアしていることが前提です。

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そのうえで、「わたしはあなたを気にかけています」という行動をすれば、お金をかけなくても生産性は上がります。ぜひ、あなたも、これから発する言葉を意識的に変えてみてください。

image by: Shutterstock.com

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